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内容説明
●敏感すぎる。傷つきやすい。自分を好きになれない。日々つきまとう「生きづらさ」はどこからくるのか? 今増加の一途をたどるこの「自尊心の病」の特徴・しくみと対応法を図解で解き明かした。自己愛性パーソナリティ障害とは、肥大化した自尊心に振り回される病のこと。この障害を抱える人は、幼い頃から、生きるには条件が必要だと感じ、もっと完璧で賞賛される幸せな自分をプレゼンテーションし続ける。その実、本当の自分の姿には自信がなく、自分を好きにはなれない。そして、現実に直面し、思い描く自分の姿が崩れたとき、二度と立ち直れないほどのダメージを受け、思いも寄らない行動を取るのだ。うつ病・適応障害・不登校・摂食障害・脅迫神経症などの陰にはこの障害が隠れている可能性大。本書で正しい知識をもって、病気の構造を理解しよう。周囲はもとより、本人が自らの障害の問題点に気づいていくこともできる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちもちかめ
17
本屋さんに置いてあったので購入。図書館と違い2018夏の出版でいわゆる最新版。自己愛の人たち、自分が自己愛性パーソナリティ障害って気づいた地点で半分治ってると思う。カウンセリング受けても治療には1~3年かかる。3年!!そら、全国的にカウンセラー不足にもなるよ、一人にそんな時間かけてたら。イジメをして暴力や恐喝をする奴ら(はい、他人をいじめる人達は自己愛やボーダーの障害者だと思います!キッパリ)の方がビョーキって言う教育がだんだんなされてきて、これからどうしようって所だなあと。2019/05/13
スリカータ
10
ネット上で話題になっていた自己愛性パーソナリティ障害に関心を持ち、読んでみた。一冊まるごとなので、わかりやすい。理想とする素晴らしい自分と現実との乖離。それを埋めるための行動が問題になるのだ。当人に自覚がないことも。周りの人は関わりを避けて去って行くので、プロによるカウンセリングが有効だが、保険が利かないために金銭面での負担が大きい。2025/02/14
かやは
9
自己愛性パーソナリティ障害とは、「思い描く自分」と「取り柄のない自分」だけで「等身大の自分」を持てない状態だという。人間関係においても対等の存在を得られなくて、上下関係か自己肥大として捉えてしまう。幼少期の母親との関係性が原因になるということが繰り返し説かれていて、お母さんたち大変すぎるな、と思った。目標への歩みは上昇を目指すのではなく前進していることを良しとすること。頭では分かっていても、結果が出ないと意味ないとは思いがちだよなあ。2025/07/02
noko
8
自分よりも側にいる人の方が困る障害、自己愛性パーソナリティ障害。この障害をきっかけとして、非定形うつや拒食症、引きこもりなどオーバーラップをする事がある。原因はわかっていないが、母親(保護してくれる存在)のパーソナリティの安定に左右される。精神が不安定で共感性に乏しいと子は混乱する。無条件にお乳を貰えることが重要で、ただ存在していられる、等身大の自分獲得の第一歩となる。しかし無条件に愛を貰えないと、母は自分が存在するだけでは喜ばないから、何かしないと見捨てられるかもと感じ、等身大の自己獲得に失敗する。2023/04/11
ロビー
7
当人以上に周りの人が傷ついてしまう障害なんだな。自己イメージと現実との乖離に苦しめられ続ける本人にも同情の余地はあるかもしれないが、それ以上に周囲の負担が大きいので出来るのであれば近づかない、離れるが正解なのだろう。 そして、治療の難しさに絶望してしまいます。2024/03/18
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