内容説明
新型うつ、アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症、万引き依存症、性依存症、ひきこもり依存症が急増している精神疾患大国・日本。苦しむ患者さんを親身になって治療し、時間がかかっても社会復帰まで寄り添う、患者さん本位の良心的病院は日本には存在しないのか。一人の精神科医が立ち上がった。榎本クリニックの榎本稔理事長その人である。入院しないで通院で治療が受けられるディナイトケア。(1)病態別年代別に細やかな専門的ケア (2)通院を便利にするため都心の一等地にクリニックを設置 (3)ユニークな系術行動療法プログラム (4)サマーフェスタ、海外旅行、大運動会などの多彩なイベント開催など 病気だけを診るのでなく、一人の生きている人間として、その人が背負ってきた生き様をトータルでとらえて、患者さんの心の拠り所となる場所をつくる。画期的なメンタル医療が誕生した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA0726
6
図書館寄贈本。青春期に傷つくのは誰でもあること、皆それを乗り越え大人になるが傷ついた時家族が腫れ物にさわるように優しく接すると、子ども返り退行してしまい小児的万能感を持ち親に依存する。心を病まない生活習慣➡︎働いて収入を得る、資産を少しでも築く、空間的に余裕を確保、時間的に余裕を保持、人のために尽力、祈りと救いの心を持つから病気が治るよう神仏に祈ると同じ、宗教と連携する活動が色濃くなる。鬱病が増えているのは自分の問題にきちんと向き合い自分なりに対処しなくなったから。依存症は回復はあっても完全治癒はない。2019/01/31
ZERO
2
精神医療のこれまでの歴史と著者の理念が良くわかった。ただ、今の時代においても精神医療の先生は、当たり外れがあるよなあ… 流れ作業的に薬を処方して終わりって先生はいた。 そういった医療機関を見極める力も必要なんだろうなぁ、と。2024/06/10
渡辺 にゃん太郎
0
べてるの家がキリスト教に通じているように、精神医学には宗教的な支えが必要だと感じた。祈りが病気の治癒に寄与していた過去があるなら確かになと思った。著者の経歴と精神病院の歴史が相互しているところもよかった。それだけ精神病への取り組みの歴史が浅いということかもしれないが、まだまだ精神医療に革命が起こりそうな予感がした。個人的には国の政策で社会的入院が発生しているなら、国が最後まで面倒を見てほしいと思ったが、その場合の財源はともなる。社会的入院の問題は超高齢社会の問題と似ているような気がする。2023/04/27
sennbei
0
煮詰まる前に対処する、もうどうでもいいと思える、クオリティオブデス。宗教は必要2020/01/25
Temprnayatu
0
自伝の書2019/01/13
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