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内容説明
私たちが住んでいる宇宙とは、一体いかなる存在なのか。宇宙全体を俯瞰すると、「宇宙の大規模構造」と呼ばれる複雑な姿が浮かび上がってくる。ビッグバンから始まる宇宙138億年の歴史の中で、大規模構造はどのように形成されてきたのか。それを探ることは、宇宙そのものの起源に迫ることに直結している。宇宙の姿はどこまで解明されているのか。宇宙の大規模構造研究の先駆者が、観測データや研究上のエピソードを交えて綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
inami
15
◉読書 ★3.5 宇宙については自分の知識不足もあり、わからないことだらけなので興味がある。宇宙の階層、大規模構造の発見、重力レンズ効果で見るダークマター、インフレーション理論(スカラー場)、宇宙マイクロ波背景放射、・・この辺まではふむふむという感じだったが、SDSS(スローン・デジタル・スカイ・サーベイ:銀河の赤方偏移測定)、銀河の相関関数、フーリエ級数展開、カイザー効果、ウィーナー・ヒンチンの定理、・・この辺で、は〜いお手上げ(笑)、自分の頭(精神)に「宇宙」があると何だか気持ちがおおらかになる・・ 2019/01/12
fseigojp
12
ブルーバックスの戸谷先生の本と併読でなんとか読了2020/01/29
hiyu
9
いやいやどこまでわかったかというと、ほとんどわかっていない。銀河の濃淡については、そうなのかもという程度。ただ、それは自分の理解力の問題であり、全体的に丁寧に述べているという印象。2019/10/01
k-oniisan after
5
宇宙論を語るこの種の一般向け書物としては、相当硬派な部類だと思う。ハッブルの法則や重力レンズ、インフレーションといったおなじみの概念から更に深入りした専門領域の内容について、言葉と図表で解説されている。数式のない教科書みたいな本だ。個人的に最も興味深かったのは、98年に宇宙の加速膨張が発見されたとき、日本の大規模構造の研究者たちは驚いたのではなく、やっぱりなという反応をしたというエピソード。シミュレーション研究等によって十分予想されていたのだそうだ。一部で流行りの多宇宙についても真剣に研究すべきとのこと。2019/08/10
河村祐介
3
宇宙が一番気が狂ってると思いました笑 でもおもしろかった、人間はどこまで知的好奇心を引き延ばすことができるのか的なところもふくめて2019/03/02
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