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内容説明
安倍一強、日本外交の行方、野党崩壊、憲法改正、アベノミクスの成否、官僚の不祥事──政治にいま何が起きているのか? さまざまなメディアで大活躍の気鋭の国際政治学者が、この国の疑問にリアルに答えます!
・「ライバル不在」だけではない 安倍政権が長期化した理由
・9条改正 なぜ憲法学者の議論はズレているのか?
・破綻するまで変われない? アベノミクスをめぐって
・加計問題の本質は不公平で非効率な「官僚支配」
・人材が欠乏しているのか? メディアが悪いのか?
・米中二強時代に耐える日本外交の姿勢とは
などなど、日本政治の今と明日を見定める上で必読です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
160
保守の論客が政治家・学者のの談話、コメントに対して評論しまとめたもの。残念なのはブログの抜粋だということで、知ってたら手に取らなかった。それぞれの別の話題のために書いたブログをつなげたものだから、どうしてこの人は話題があちこち跳ぶのだろうと首を傾げていたらあとがきでそういうことか…と。2021/04/15
hk
20
全編を通して何が云いたいのかがてんで伝わってこない。何故なのだろうかと思索したところ、どうやら例示が無いことが原因だ。 どういうことか説明しよう。 野球を解説する場合には、「二刀流は…」「野村再生工場は…」といった具合に野球以外で例えるのがすこぶる効果的だ。野球を野球用語だけで説明しようとすると、聞き手がチンプンカンプンとなってしまうのは自明の理。翻って本書は政治の諸問題を、政治用語オンリーで唄っている。それは無理筋ど真ん中ストレート。伝えたいことがあるならば、例え話の引き出しを増やすことをお勧めしたい。2019/01/15
赤い熊熊
15
学部生のときは理系の人。だからなのか、理路整然としていて、説得力ある書き方がされています。政治家や政党への好悪を前提に、感情的に政治が語られる数多の本とはえらい違いです。2018/11/30
チャー
13
政治学者の著者が過去ブログに綴った記録を記した書。政治のニュースについて、より詳細に分析している。メディアで報じられる結果に対して、内面で行われている様々な考えや立場、思惑に触れながら著者の視点で詳しく記された内容は大変興味深い。深い部分の仕組みについては馴染みがなく理解しきれない点も多かったが、自国で起こった社会的、政治的な事案について、反射的に反応するのではなく多少でも知ろうとする姿勢が大切だと感じた。物事は一言二言で言い表せず、特に社会をまとめる事態は想像以上に複雑であると今更ながら改めて思う。2021/01/17
としP
12
Kindle でたまに読むくらいだったからかもしれないが、あまり書いてあることが理解できなかった。一般大衆相手なら、もう少しわかりやすく書いて欲しかったなぁ。2019/01/27