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内容説明
・内容紹介
「いま私たちはどんな時代を生きているのか」「これからの時代で何を大切にして生きていくべきなのか」。
社会学者・宮台真司が日々のニュースや事件、社会現象をネタに、
「そもそもなぜそれが起こったのか」を解説しながら、
現代という社会、また、より良い生き方のスタンスについて詳しく丁寧に説いているラジオ番組
「デイキャッチャーズ・ボイス宮台真司」。
「天皇と安倍総理」「民主主義と独裁」「沖縄問題のゆくえ」「ブラック企業」……。
この社会の本当の「問題の本質」を解き明かす。
宮台真司の「本質を見抜くニュースの読み方・考え方」が学べる書。
社会学的知見に基づいたフィールドワークを通して論考した宮台の現代批評は、
不透明な時代の見晴らしを良くする武器となるはずだ。
・著者
宮台真司(みやだい・しんじ)
1959年生まれ。社会学者、映画批評家。首都大学東京教授。
東京大学文学部卒、東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。
社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学専任講師、東京都立大学助教授を経て現在に。
社会システム理論を専門分野とする一方、テレクラ・コギャル・援助交際など、
サブカルチャー研究でも第一人者に。
著書に「権力の予期理論」「制服少女たちの選択」「終わりなき日常を生きろ」「日本の難点」
「民主主義が一度もなかった国・日本」「絶望時代の希望の恋愛学」など多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
25
2015年刊行の本だった。電子化が2018年。情報量が多くてなかなかまとめられない。現在上皇となってる陛下達がパラオへ訪問し。パラオ訪問直前で行ったスピーチは安倍晋三総理への説教だと言う。さらに、2013年の天皇陛下御誕生日での会見で憲法についても言及。"基本的人権の尊重はアメリカの押し付けだ"と言ってるヤツ。"民主主義はアメリカが与えた"と言うヤツ"戦後憲法は押し付けだ"と言ってるヤツへの説教らしい。それに対して"宮内庁のマネージメントはどうなってると言う"保守系の人が居たらしい。え?保守??2023/05/28
大先生
13
2015年の出来事に対する解説本です。宮台真司さんの本は(たぶん)初めて読みましたが、面白いですね。ちょっと下品というか、乱暴な言葉づかいもありますが、嫌いじゃないです。元ナンパ師っていうのも好印象(笑)。どことなく内田樹先生と似た空気もあるような気がします(あくまで私の印象ですが、リベラルなんだけど天皇主義的なところとか…)。三島由紀夫は右翼だからこそ愛国教育を否定したという話は勉強になりました。愛国教育やると、優等生病のインチキ愛国者が誕生しちゃうというのは納得です。2021/09/21
ゆうきなかもと
10
濃い。いちいち濃い。「民主主義とは多数決でなく自治だ」とか「自治と並ぶ民主主義の本質は、熟議です」とか、「『熟議を通じて、知らなかった事実に気づき、自らの価値の変容を促され、それを決定に繋げる』プロセス、日本にありますか?ないでしょ?ないと、どんな危険なことが起きるか。答え。暴走しがちな行政官僚の裁量行政に白紙委任状を渡してしまうこと。」などなど、そうだったのかと驚くような事実満載!!!!2023/08/16
まさや
6
宮台氏の話ではバトルトークラジオでの「折りたたまれた願望水準」の話が好きでした。 ロフトプラスワンに話を聞きに行ったこともありました。「感情の劣化」を止めようと長年活動しているのには頭が下がりますね。2022/02/14
kanaoka 58
5
発刊されたのは少し古くなり、扱われる時事は過去のものとなっているが、内容の本質は現代にもマッチしている。 共同体を持たない個人の「感情の劣化」が、不安と鬱屈を招き、社会の排外性、攻撃性が増していく。 効率性、損得計算が推奨される社会(荒野)とは適度に付き合い、人間として大切なコミュ二ティ(ホームベースとなるもの)を育てていかねばならないという指摘。2023/01/05
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