ＨＪノベルス タナカの異世界成り上がり5

著者名：ぐり【著】/東西【イラスト】

ホビージャパン（2018/10発売）

• ISBN：9784798617947

内容説明

四年に一度開かれる皇国闘技祭。『皇国の守護者』を選定するこの大会を前に町は浮足立っていた。その裏でうごめく各国の陰謀と見えない魔族の目的――そして集う勇者たち。この世界の行く末とタナカの出番は……！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ささやか@ケチャップマン]

私はこの感じ、好きでしたよ。

2020/03/27

[マスクX]

成り上がりにもいろんな形がある。タナカも遂に神との直接対決に。神相手にイラっと来るドヤ顔が最高にクール。折角自身のチート力を自覚したのにもすぐに戦いに参加する事でこれまでのお膳立てが台無しになっていく中、最後の決着時には満足そうに逝くのはモテ主人公よりも充実していた証拠なのであろうか。このラストと最後のタナカのエンドでは挿絵も相まって本当の漢を見た気がします。最後の最後で漢を出すのは反則気味な格好良さだった。憎らしくはタナカのキーホルダーも拍車をかける。ハム星の世界で皆がピンチ頃にバナナ食っていた癖に。

2024/12/03

[隆二]

タナカ一行の珍道中は水戸黄門みたいで嫌いではなかったので、タナカのエキセントリックで不快な性格を珍道中の過程で精神的成長したらもっと良かったかも。まあ、引き伸ばしせずにサクっと終わらせたのは良かったと思う。

2019/05/11

[ききぞう]

最後はやや慌ただしかったですが、勢いを保ったまま上手に終わりました。面白かったです。他の作品にはない語りに味がありました。

2021/05/04

[隆二]

いくらギャグファンタジーといえど、ここまで感情移入を拒む、そして理解し難い主人公では、人気出ないよなぁ…と。水戸黄門をベースにしたみたいだけど、全く生かせてなかったな。

2020/06/28