内容説明
苦しい時に耐え、信念を貫くことで、風は吹く!
「耐える」という言葉は時代に逆行しているかもしれない。
でも「心の体力」が必要な場面は人生で多々訪れる。
様々な重圧を乗り越え、欧州で戦い続ける男が提唱する、道を拓く極意。
ロシアワールドカップで、初戦、2戦目とあまりいいパフォーマンスが
見せられなかった川島選手だったが、
第3戦目では持ち直し、素晴らしいパフォーマンスを見せた。
帰国後のインタビューで、ロシアW杯を振り返った時、川島は唇を噛み、涙を流した。
それは、ストイックに戦い続ける男の心を蝕んでいた重圧が解放された瞬間だった。
チームが決まらない浪人生活を経験、欧州生活ではクルマがパンクさせられ、
試合中にはサポーターに前GKの名前を連呼された。
W杯では批判の対象になった。それでも、耐えて、耐えて、切り替えた。
そしてその先には必ず光が射し込んだ。
ロシアワールドカップに関しても詳細に明記し、
ひとつの史実としても、貴重な資料となる書籍である。
【目次】
第一章 ロシアW杯備忘録―苦しんだ先につかんだ、日本サッカーの目指す道―
第二章 心を養う、18の人生訓―1日1%成長論―
第三章 ひたすら耐え忍んだ、浪人時代
第四章 日本人、そして日本人GKという高いハードル
第五章 夢や希望を繋げていきたい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やっちゃん
14
「逃げてもいい」という現代の考えに逆行した、耐えることの大切さを説く「耐心力」無骨で川島永嗣らしいと思った。あえて環境の悪い場所に身を置くことが成長につながる。ヴァンズワムが懐かしい。彼にジュビロはぬるいだろうなあ2024/11/22
yuya
14
先のロシアW杯を日本の守護神として活躍した川島さんのお話。色々言われていたけれども、個人的には彼が守護神で良かったと思う。ビッグセーブを連発することもあれば、時には簡単なミスが出てしまうこともあったけれども。GKはワインと同じで、年齢を重ねれば重ねるほど進化できるポジションなので、今後も世界で戦える日本のGKとして頑張ってもらいたい。2019/02/17
くまお
7
プロの世界の本当の厳しい部分、日本人GKの世界的な立ち位置を知りました。やっぱり川島選手はハンサム。2021/04/18
Daisuk
2
感じたことを言葉にする能力が高いから、その時の様子が想像しやすい。家族がいながら浪人する苦しさは計り知れない。後悔しないなら良いと認めてくれる奥様も辛かったと思う。ブラック化を多大な悪とみなす世の中だけど、耐えて乗り越える力は人の器をデカくしている。コロナ禍でサラリーマンも大変だけど、耐心してみよう2020/11/27
マコト
2
川口能活や楢崎正剛の次の世代として日本代表の守護神として君臨する川島永嗣。栄枯盛衰、絶頂から絶望まで味わった選手ならではの挑戦し続ける精神力。浪人時代を経験したからこその耐心力は少しでもいいから近づけるように鍛えていきたい。2019/06/27
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