幻冬舎単行本<br> アトツギが日本を救う 事業承継は最高のベンチャーだ

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幻冬舎単行本
アトツギが日本を救う 事業承継は最高のベンチャーだ

  • 著者名:山根太郎【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 幻冬舎(2018/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344033696

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内容説明

「家業」があるのは最大のチャンス!
みすみす逃すなんて、ありえない。
日本企業の9割以上を占める同族中小企業を元気にする、後継ぎのすすめ。

伊藤忠勤務の商社マンとしてバリバリ働いていた私にかかってきた、死の床の父からの国際電話。
「やっぱり、お前しかおらん」
その3日後、父は息を引き取り、後を継ぐことなど全く考えていなかった私は、2代目社長となった――。

経済産業省の発表によれば、2025年までに経営者が70歳を超え後継者が決まっていない会社は127万社。これは日本の全企業数の3分の1にあたる。しかもこのうち約半数は黒字企業。これらの黒字企業が廃業すれば、650万人分の雇用と22兆円のGDPが失われる可能性がある。中小企業の後継者問題は、いまや日本経済の最大のリスク要因のひとつだ。
家業のある家に生まれ後継ぎになることを意識しながらも、「2代目、3代目社長はカッコ悪い」「継ぐにしても、もっと経営を学び準備をしてからにしたい」等、事業承継をためらっている20~30代ぐらいの若い世代は多い。
著者は、31歳で大企業を退職し、父親が創業した会社を継いだ自らの経験から、「すでにあるインフラを活用できる環境で社長になれるのは、大きなチャンス」「後継ぎは恥ずかしくない」「家業なんか乗っ取るつもりで新事業を始めれば、ベンチャー企業以上に、刺激的な仕事ができる」「若者よ、家業を継ごう」と訴える。
される側の視点に立った事業承継の実践的ノウハウも盛り込まれ、来るべき大廃業時代の救世主となる一冊である。

(目次)
第1章 大事なことは刷り込まれている
第2章 お家騒動を恐れるな
第3章 「明日から社長になれる」というすごいチャンス
第4章 二代目社長の心構え
第5章 事業承継は最高のベンチャーだ
第6章 バトンタッチされる側マニュアル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴーすけのパパ

4
著者は大手商社に勤務していましたが、亡くなる3日前に父から「やっぱりお前しかおらん」と電話で言われて、事業を継ぎました。事業承継の後をテーマにしたお話です。気づきは次の2点。①事業承継をベンチャーと捉えたこと。承継というと受け身的なイメージを持ちますが、著者は、社長になれるチャンスであり起業と同じと考えました。それが改革と成長の原動力になったように思います。②前経営者とはタイプの違う経営者になること。前経営者が苦手で自分が得意なことに注力する。そのためにはそれぞれの強みと弱みを明らかにする必要があります。2018/11/14

3s_t_Pta

3
親の会社の後を継ぐということ、また会社を経営していくということについて書かれていた。 内容としてはそこまで「目からウロコ」的なものではなかったが、著者自信が謙虚な姿勢で成長していくことを心がけていることがわかった。 その心構えや視点を学ぶことができたと思う。 親が事業をやっている人やこれから事業を起こそうとしている人も読んで損は無いかと思う。 こういう人の下で働けると楽しいだろうなあ とも思ったので、今後の(株)サンワカンパニーにも注目。笑2019/02/19

K.T

2
インターネットで建材を売る事で、建築業界の価格の不透明性を変えるというミッションの下急成長しているサンワカンパニー。その社長の山根さんが、後を継いでいきなり社長になってからの話を赤裸々に綴った本。いやー、面白かった。父親の代から働いている古参社員との軋轢や、今に至るまでの苦労、助けてもらった先輩経営者との話等など、読み始めるとページをめくる手が止まらずあっという間に一気読み。やっぱりお父さんが素晴らしい帝王学を授けていたんだなぁ、と。自分にはやっぱり経営者を支えるNo2が向いてるね。超オススメ。★★★★★2018/10/13

モトキ

1
サンワカンパニー現社長山根さんの事業承継についての本音が書いてある。家業があること自体が大きなチャンスであり、迷わずそのチャンスを活かした方がいい事を実感した。2019/07/25

rm

0
後を継いでみたらこんなだった…現在進行形の2代目社長の実録。達観したシニア経営者ではないので、同世代の知り合いから話を聞いているような感覚。しかしここまで公私のことを赤裸々に話してくれる経営者は多くはないだろうから、貴重な内容だと思う。 イメージ的に、ベンチャー社長は「かっこいい」のに、2代目だと「アホぼん」…確かに。なんでだろう。無意味なラベリングだと思った。2021/12/11

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