DVシェルターの女たち

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DVシェルターの女たち

  • 著者名:春日野晴子【著】
  • 価格 ¥612(本体¥557)
  • 彩図社(2018/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801301658

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内容説明

DVシェルターとは、配偶者や恋人などによる暴力(ドメスティック・バイオレンス=DV)を受けた女性が身を寄せる、現代の駆け込み寺のような場所だ。〈br〉DVが世間で認知されるようになり、シェルターの存在も知られるようになってきたが、その内部がどのようになっているのかは、ほとんど明かされていない。〈br〉本書は憧れの結婚生活から一転、夫による激しい暴力に苦しめられたひとりの女性が、夫から逃れ、DVシェルターに入所し、DV被害から再生をする過程を描いたノンフィクションである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなのん

14
確かに小説のように読み応えあり。DVシェルターは一時的な保護のため、その後の暮らしについては支援してくれないことを初めて知った。支援がなく仕事もないから暮らしていけず、結局は夫のもとに帰り、また暴力を振られるらしい。2022/03/14

ちっか(*´꒳`*)♪🍎

14
いつか自分もDV被害者の気持ちがわかる者として、苦しんでいる誰かを救えないかと思って、その一歩と思い読み始めましたが、すぐに挫けそうに…。でも辛い場面で読むのをやめるより、解決した場面まで読んだ方が良いと思って読了。救いのある幸せな結末でやはり救われて、現実にどれだけ我慢している人がいるんだろうと改めて思いました。こういった問題について考える糸口になり、読んで良かったです。2020/06/11

yu yu

7
ある作家さんの小説と勘違いして読んでみたら ノンフィクションでしかも違う人でした。読みながら顔がひどくゆがむくらいひどいDVだった。けれどもこの人は助かりました。2018/09/15

雛子

5
私も収容されるかもしれなかったDVシェルターがどんなものなのか、おぼろげながら耳にはしていたし、今回は配偶者暴力とは別件で女性相談所に行きシェルターのことも聞いてきた。大変そうな生活…それくらいしないと保護できないのかもしれないけれど、とても私には耐えられそうにはなく。幸いにも私には別の道が示されたので実際にはシェルターに入ることはなかったものの、こういった世界は現実にある。2016/08/22

タキタカンセイ

2
当事者ならではの生々しい体験記。「DVシェルター」というものの実態を初めて知りました。それにしても、もう少し支援の手を差しのべてあげても良いのではないか。 ハッピーエンドなのが救い。2016/10/04

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