ガイドブックには載っていない 本当は怖い沖縄の話

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ガイドブックには載っていない 本当は怖い沖縄の話

  • 著者名:神里純平【著】
  • 価格 ¥623(本体¥567)
  • 彩図社(2018/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801302204

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内容説明

青い海に白い砂浜…多くの人が思い描く沖縄のイメージはリゾート地のそれだろう。
しかし、独特の文化発展を遂げ、本土とは違う歴史を経験してきた沖縄は明るく楽しいだけではなく、「怖い」一面も持ち合わせている。
米軍基地問題の利権でうごめく面々、危険な米兵との交流、地元の人が行きたがらない心霊スポット、沖縄の民間信仰ユタ、ハジチという刺青文化…〈br〉などなど沖縄の意外な姿にページをめくる手がとまらない!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

32
幽霊ネタを期待していたのですが、そうではなくて台風の恐ろしさや米軍との関係、ちょこっとユタネタって感じでしょうか。いまだにユタに相談に行く人がいてビックリです。個人的には、オカルト系の話がもっと読みたかったな。2017/05/05

澤水月

22
県外から見て疑問に思ってた裏話多々で大満足。「オール沖縄」とは…フリーの著者に言論の自由があり羨ましいと漏らす地元紙記者、基地問題は余りに利害入り組む。返還時、右側から左側通行に転換大混乱だった730。ユタ(スポーツ大会無事を集まり祈る!)や曽祖母の刺青(ハジチ)、県民なら絶対住まない聖地で障り受けた県外人。若い時素行不良で留置所入りし黒人・白人米兵との扱いの差を実感。宮古島の恐ろしい飲酒風習。夜遊び先払い文化やかつての遊郭、辻のジュリたちの気風、不良文化…沖縄旅前の稗史入門に硬軟聖俗取り混ぜ興味深い2017/09/21

二人娘の父

6
内容すべてについてチェックできていないが、明らかに誤った記述があるので指摘したい。小池百合子氏と思われる人物がアメリカ政府の役人にコンビニで「思いやり予算よ」とおごったというエピソードを、沖縄の地元紙の「ねつ造」と断定した文章があるが、それこそねつ造である。詳細は安田浩一『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』を読めば出てくるが、著者は2012年当時のエピソード(コンビニでの一件)を、小池百合子氏が防衛大臣だった2007年頃の話と混同している。基本的な情報の確認すらできていないのはたいへん残念である。2022/06/10

fukuokakomachi

2
恐らく沖縄に行ったことがないからだが、沖縄には太陽がさんさんと輝くトロピカルな島というイメージではなく、むしろ戦争の過酷さとか基地問題に苦しんでいるというイメージがあるため、「本要は怖い」というタイトルには意外性を感じなかった。 ただ沖縄には本土で駆逐されてしまったような信仰や神々がまだ生き続けているのだろうと思う。戦争やそれに続く近代化でそうしたものが完全に失われてしまった時こそが沖縄の終わりなのかも。 筆者が存続を心配していたジュンク堂はまだあるようだ。2018/12/29

Soulcitywalking

0
そんなに怖くない。「本当は怖い」はオーバーかな。宮古島のオトオリは、ただアイスペールで泡盛を飲むだけだと思っていたが、ちゃんとルールがあると初めて知った。あと松山、辻はよく行くけど、コザやうるまにも楽しそうな店があるのね。2019/03/15

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