アイリスNEO 身代わり令嬢と堅物男爵の剣舞曲～貴族令嬢、婚約破棄して駆け落ちした姉の後始末に奔走する～【特典SS付】

著者名：富士伸太【著】/カズアキ【イラスト】

一迅社（2018/10発売）

• ISBN：9784758091084

内容説明

姉が婚約者を捨てて駆け落ちした!?　その後始末で姉の婚約者と見合いをするため、魔術学校から連れ戻された子爵家の次女アイラ。見合いの席に現れた姉の婚約者アドラスは、謝罪するアイラの目の前で突然眠りはじめてしまい……!?　え？　姉が魔道具の核になる貴重な魔結晶を砕いていた!?　代品がないなら、私がダンジョンで探してきます！　 不器用で負けず嫌いな子爵家令嬢と、男爵家嫡男で天才肌の魔道具職人（仕事中毒）の婚約ラブ。　※電子版はショートストーリー『その秘密はアプリコット』付。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

恋愛パートも悪くないのだけど、ダンジョン攻略パートのほうが面白い、けっこうRPG度の高い物語。冒険したくなっちゃいます。ところで姉はどうしたのか、続編あるのかな？

2018/10/27

[フィッシュ]

いやあ、贔屓目ぬきにメチャクチャ面白かった。つい一気読みしてしまった。そもなろう連載の頃、出版が決まる前から（重要）好きだった小説なのだけど、書籍化を伴ってますます洗練されて、予想の三段上ぐらいまで完成度が上がっている。思った以上に加筆されていて、またその加筆箇所がとても良い。地の文が増量されるのは良くあることだが、描写が重厚になりながらもまったく読みやすさを損なっていない。木苺くれる幼女とかその後のアドラスとの会話とかやばい。これはもうWEB版を読んでいる人も、むしろWEB版ファンの人こそ必読だと思う。

2018/10/02

[ナッツ＆ナッツ]

剣と魔法の世界を舞台にしていながら良い意味でスケールが小さく、「そこで人間が日々を暮らしている」という生活臭や空気感が伝わってきます。今時のライトノベルにしては奇をてらったところがなく、男性にも女性にも楽しめる爽やかな読後感の良さを味わえました。（ただし表紙やあらすじから感じるほどの恋愛重視な作風ではなく、ファンタジーと恋愛の２本軸といった感じでした）

2018/10/12

[朔夜]

★★★

2019/03/17

[史]

作者のファンになりつつあります。自分に自信がない騎士的な令嬢と、少し気苦労が多い跡取り貴族の誠実なロマンス。冒険があったり、または領土のいざこざがあったり、中々の塩梅なのではないでしょうか。めでたしめでたしで終わっているので続きがないのは寂しいと思いつつも、でも今は二人の幸せを願いたい。好きですねぇ。

2025/10/22