- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
ダックスフントのスイーピーは、病気のせいで歩けなくなって元気をなくし、ガリガリにやせてしまいました。ところが、飼い主の川西さんが手作りした車いすにのせてみたら、みるみる元気に! それから川西ご夫妻は、犬の車いすを作る仕事を始めました。交通事故にあったマル、保護犬のシンディーなど、車いすを作ってもらった犬たちの生と死、そして、川西ご夫妻の新たな挑戦を描くノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
samandabadra
2
QOLは人間だけの話ではないですよね。ちょっとしたアイディアで少しかもしれないし、ダイブなのかもしれないけれど、QOLを上げた動物たちの話です。最後に著者のところにやってきた犬たちの話があり、場合によって車いすがあったほうがもっと良い生涯が送れたかもしれないという思いと共に届けられた作品だと知る。ほろっとして、後味とてもよろし。2024/05/22
読書国の仮住まい
0
飼っていたダックスフントが椎間板ヘルニアを発症したことで車いすを購入した川西さん夫妻。 成長とともに買い換える必要があったが高い。 それならばと自作で完成させるが、購入するのと変わらないくらいの出費となってしまうオチ。 自分たちと同じ立場の人たちのために工房スイーピーを設立。 奥さんは動物看護師と動物介護士を取得。 旦那さんに遠慮なく注文を付ける。 せっかく良いものを製作しても、残念ながら間に合わなかったケースも。 大学の講義もこなす。 他の介護用品も販売するが代用品の作り方を教えちゃう、営業妨害やがな。2025/01/22
ゆっち
0
息子から借読。恥ずかしながら「動物福祉」と言う分野を初めて知った。子ども向け作品であるが、犬猫が好きな大人も充分に感動できる。2025/01/22
ゆうぴょん
0
小4娘。飼い犬のへるにあをきっかけに犬の車椅子会社を立ち上げたご夫婦と依頼した犬、飼い主との物語。 このように大事にされるペットがいる反面、保護犬もいるわけで。同じ生命なのになぜこうも扱いが違うのか、説明するのは難しい…2022/02/12