内容説明
芸人ペナルティ・ヒデが数年をかけて描いた、驚きの純愛小説!
人は大切な誰かに巡り会うために生きている。
そして、愛することだけが、やめられない。
ずっと生まれ変わりたいと思ってきた。
真っ直ぐに生きようとしながらも、暴力事件で高校を中退し半グレになるしかなかった男。
恵まれた家庭に育ちながらも、心の欠けたものをずっと探している女。
再起を図るために故郷を捨てながらも、ヤクザになるしかなかった男。
自由に生きる場所を東京に求め、逃げてきた女。
酒と暴力で大切なひとと別れてしまった男。
さまよう孤独な魂が、六本木で出会い、
惹かれ合い、物語が始まる。
「苦しみは分かち合えばいい
半分ずつ持てばいい
スリリングな展開にはらはら。
純愛劇にほろほろ。
気がついたらココロが翻弄されていて、
朝になるまで読み進めていました。
人間関係が紐解かれ、
リンクしていく時のドーパミンが気持ちいい」
――ナオト・インティライミ
「私も直球で剥き出しの恋がしたい。」
――安藤なつ(メイプル超合金)
今作のテーマは愛。愛には様々な形があると思います。47歳になり、少しばかり照れくささはありますが、過去・現在・未来の愛する人を想い浮かべて読んで頂けたら幸いです。
――著者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しっぽ
1
昭和&バブル感が漂ってるけど平成の話だった。祐介は長瀬っぽいなとか思いながら意外に楽しく読了。話は飛び飛びだけど昭和世代には郷愁を誘う流れでした。2019/02/17
あんくみ
1
おそらく純愛小説というワードに惹かれて読みたい本に登録しておいたのだろう。実際読んでみたが、想像とはちがう、ちょっと裏社会に足を突っ込んでるような人たちの話だった。読みたかったものと傾向が違うなとは思いつつも、やはり先が気になって最後まで読んだ。所どころ、時系列がわからなくなるし、この人のこのエピソードいる?とか、話があっちこっちに飛び、メインは何なん?とか4歳の記憶ってそんなに鮮明?とか再会したときって高校生?なんか高校生っぽくない、とか、色々ツッコミどころいっぱいでした。2019/01/24
サブレ
0
物語と分かっていても改めて人は周りの環境や出会った人によって人生がそれぞれ違った方向に行ってしまうのだな、と思った。ヒデさんって娘さんがいらっしゃるのかな?父親から見た娘への愛情が実感こもって書かれているのが印象に残った。2019/02/19
みやび
0
☆32018/12/13