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内容説明
大規模な人員削減策を発表したメガバンク。過当競争とカネ余り、そして進む「銀行離れ」。銀行はいわば成熟産業化しており、経営者の目は、低成長でも稼げるコスト構造作りに向かっている。銀行員が置かれている環境も変わらざるをえない。3メガバンクのほか、ゆうちょ銀行、商工中金、地方銀行など転換期にある銀行のキャリア事情から経営戦略まで幅広く実態を報告し、不安だらけの銀行員の今後を展望する。
本誌は『週刊東洋経済』2018年6月2日号掲載の25ページ分を電子化したものです。
目次
銀行界を襲う3つの脅威
【銀行員】急増する若手の転職 バブル入行組も悲鳴
INTERVIEW みずほフィナンシャルグループ 常務 人事グループ長・小嶋修司
全員が支店長を目指す時代は終わった
就職人気ランキングから銀行が消える
【キャリア】画一的なイメージから脱却 異色銀行員の仕事と人生
【AI】AIは銀行員の仕事を奪うのか
【メガバンク】高水準の利益計上でも苦悩深まるメガ3行
INTERVIEW 三井住友銀行 頭取CEO・高島 誠
国内マーケットはまだリターン向上の余地あり
INTERVIEW みずほ銀行 頭取・藤原弘治
銀行・信託・証券のワンみずほ戦略を極める
【ゆうちょ】今後3年で2割減益 正念場のゆうちょ銀
INTERVIEW 日本郵政 社長・長門正貢
地銀との運用共同化もありうる
【公的金融】不正融資の商工中金 解体的出直しなるか
INTERVIEW 商工組合中央金庫 社長・関根正裕
内向きの組織文化を変えたい
【地銀】過半数が赤字の地銀 再編停滞で破綻続出も
INTERVIEW 中京銀行 頭取・永井 涼
再編を考えていない頭取はいないだろう