内容説明
「ギルガメシュ叙事詩」に代表される古代メソポタミアの神々を中心に、周辺のヒッタイトやウガリト・カナアンの神話、後代のペルシア帝国の神話やゾロアスター教の2大神など、オリエント地方の神々を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
16
図書館本。TRUTH IN FANTASYシリーズ。メソポタミア繋がりだが、ここまで詳細に網羅しているとは思わなかった。ちょっと満足越えてお腹いっぱい。読み込むには相当時間がかかりそうなので、今回はさらっと通しで読む程度。オリエントだけでもこれだけの神様が存在する。一神教か多神教かはおいといて、人間にとって神様は必要なものだったんだと痛感。神様の種類をみればどこの民族も神に求めるものは似ているのに、神様の性格に違いがあるのは民族の性格や暮らしの違いなのだろうか。神様の名前に聞き覚えがあるのはゲームのお陰?2021/04/03
DERIA
2
人面有翼獣のラマッスが女性精霊だと初めて知って驚いた。見た目に惑わされてはいけない!2017/08/26
源次/びめいだー
1
興味深い内容でした。2016/09/02
宵子
0
オリエント(メソポタミア、ヒッタイト、ペルシャ、ゾロアスターなど)の神々について述べたもの。地域別にまとめたもので、オリエント自体の時代背景などの説明は少な目であり、神々の各々を1~4頁くらいで説明している。しかし、何回読んでも、「神統記」のクマルビ(ヒッタイトの穀物神)の行動がカオス過ぎる。なぜ戦ったアヌの◎◎なんて食べちゃったんだろう。しかも、それが原因で男なのに妊娠するし。
虞蒙もしくは風船猫
0
神話にしても歴史にしても、ストーリーを読んでみないと全体像が掴めないと思いました。そのうちに挑戦してみたい。