日本経済新聞出版<br> 会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

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日本経済新聞出版
会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

  • 著者名:田中靖浩【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2018/10発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532322038

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内容説明

数字のウラに隠された、驚くべき人間ドラマ。
誰にも書けなかった
「会計エンタテインメント」爆誕!


【本書の特徴】
その1 ダ・ヴィンチ、レンブラント、スティーブンソン、フォード、
ケネディ、エジソン、マッキンゼー、プレスリー、ビートルズ
……意外な「有名人」たちが続々登場!

その2 冒険、成功、対立、陰謀、裏切り、愛情、喜びと悲しみ、
栄光と挫折、芸術、発明、起業と買収
……波乱万丈、たくさんの「知られざる物語」が展開します

その3 簿記、決算書、財務会計、管理会計、ファイナンス、IFRS
……物語を楽しく読み進めるだけで、これらの仕組みが驚くほどよくわかります

その4 イラストと写真、ひと目でわかるイメージ図が満載。
会計の本なのに、細かい数字はいっさい出てきません!


「私はこれまで数々のビジネススクールや企業研修で
会計分野の講師を務めてきました。
会計を『大局的に・楽しく』学んでもらうのはとても難しい作業ですが、
講義で『歴史』をもちいる手法はかなり効果的でした。

会計ルールの誕生エピソードや人物秘話を少々大げさな講談調で語ると、
受講者たちが身を乗り出してきます。
本書はそんな経験をもとにしています。

皆さんにも『好奇心とともに会計を理解する』経験をしてもらえれば
嬉しいです。」
──「旅のはじめに」より


【「9つの革命」で全体像がわかる】
第1部 簿記と会社の誕生
「3枚の絵画」
15世紀イタリアから17世紀オランダへ
銀行革命/簿記革命/会社革命

第2部 財務会計の歴史
「3つの発明」
19世紀イギリスから20世紀アメリカ、21世紀グローバルへ
利益革命/投資家革命/国際革命

第3部 管理会計とファイナンス
「3つの名曲」
19世紀から21世紀・アメリカ
標準革命/管理革命/価値革命

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりやまたけよし

112
巻末の参考文献をダイジェストで解説してくれてるような本。コラムにするような話題を盛り込んで、会計とビジネスの来し方を旅することが出来る。2019/04/12

つっちー

111
確かに現在の会計制度にたどり着くまでに紆余曲折があったわけで、今までその事を意識したことはなかったなぁ。 著者は会計の歴史は意外と短いと述べていますが、15世紀には銀行があったと聞くと、意外と長いと私は思いました。 現在の日本の経営者、特に中小企業の経営者で、ファイナンス理論を理解している人はどのくらいいるのかなぁ。 この本を読んで、会社の会計制度がなぜそのようになっているか、よく聞く会計用語の成り立ちなどを歴史的経緯から理解できるので、会社に入ったばかりの若い人におススメです!!2019/01/12

R

96
簿記をはじめとする会計がどのような歴史を歩んできたかをわかりやすく解説した本でした。イタリア、イギリス、アメリカと、それぞれの文化や産業の必要に迫られカスタマイズされてきた会計。読んでいて、初歩的な簿記すらちゃんと理解していない自分に悲しさを覚えてしまうが、何かを成し遂げるために必要とされ開発されてきた会計手法の数々がとても興味深い。現代では未来価値の算出に重きがおかれているという話も納得だが、扱いきれずに、大破綻を招きそうな不安もあると考えさせられる。人類には早すぎるのかもしれない。2020/03/16

ちびbookworm

92
★4.会計キライの方、会計にちょっと興味がある方、ぜひ「会計の歴史ツアー」に参加しましょ♬ ◆各時代の有名人に登場してもらい、会計の発展の歴史を紐解くことで「簿記、会計、ファイナンス」をざっくりわかる本です◆個人的に、うーんと唸ったのは、「ビートルズ、マイケルジャクソンに学ぶ『価値思考』」。争った著作権の価値が高いか、低いか、その考えの違いが不幸な結果を招いた◆また1920年前後のジョー(ケネディ父)の話も重要かと。彼の活躍により、「決算書を投資家に公開する制度」が米国で築かれた。◆会計への興味を引く本2022/01/17

honyomuhito

77
数字が苦手なのだ。苦手というか、いっそセンスがない。 それは繰り上がりの足し算でつまずいたことから始まったのか、はたまた掛け算九九で七の段が覚えられなかったことがきっかけだったのか。この苦手意識を少しでも減らすために会計の世界の歴史をぼんやり知ることができたら違うんじゃないかと都合よく知識を得ようと選んだのがこの本である。結果、正解だった。読みやすいし純粋に面白かったから。時々出会う中学生くらいの時に読んでおきたかった本だ。https://chirakattahondana.com/会計の世界史/2019/03/31

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