―<br> おいしい料理は、すべて旅から教わった

個数:1
紙書籍版価格
¥1,595
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン


おいしい料理は、すべて旅から教わった

  • 著者名:荻野恭子【著者】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • KADOKAWA(2018/10発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048962315

ファイル: /

内容説明

荻野恭子さんは、興味のある料理を見つけると、ネットなどの情報に頼らず、料理は「現地まで食べに行き、教わる」派。
64歳になった最近も、魚醤の原産地作業場を見るために、カンボジアに一人旅してきたばかり。今まで訪れた国は60カ国に上ります。
しかも季節を変えて同じ場所を何回も訪れ、その季節の旬のものを食べ、現地の主婦に、家庭料理を教わるそう。

そうして教わった料理を、みんなに作りやすいレシピを再構築し、現地での体験とともに伝えてくれる料理教室は、大人気。
現在も、予約のとれない料理教室として有名で、料理編集者や料理家もこぞって通っているのです。

こうして荻野さんが食をめぐる旅を続け、気がついたのは「料理がその場所で根付いているのには、必ず理由がある」ということ。
たとえば世界中に餃子、または餃子のような料理があって、それは大陸のために近隣の国に伝わり、それがまた伝わり……というようなことです。
このような食文化を知るため、荻野さんはいまも旅を続けているのです。

本書では、荻野さんが世界中を旅して探究した食文化の解説や、現地のお母さんから学んだ暮らしの知恵を生き生きとした文章でつづっています。
また、日本の材料で作れる世界の料理レシピも多数掲載。読むだけで世界中を旅している気分になれる、食文化エッセイです。
荻野さんを尊敬してやまない人気料理研究家のコウケンテツさんとの旅対談、荻野さんの料理教室にも通うツレヅレハナコさんへの料理教室も掲載しています。

<この本の特徴>
○食の知識ゼロでも読めるよう、わかりやすい言葉で世界の料理について解説しています
○日本にいながらにして作れる世界の料理レシピを掲載しています
○写真も多数掲載しているので、現地の様子が楽しめます

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

32
好き嫌いはない方だと思っていたが、外国料理だとまた話が別で、あまり食べてみたいと思う料理はなかったのが残念。「料理はその土地の気候風土から、文化・宗教まで関わったもの。実際にそこへ行って、風に吹かれてみるのが大事」がモットーの萩野先生の、食の世界漫遊記。日本から出たことのない私にはこんな冒険は無理だけど、相手の目線になってみることの重要さは学べた気がする。2019/04/20

19
ビーツは食べる輸血と呼ばれ、朝食べれば便秘にならず滋養強壮長生きばっちり。輸血袋思い出すからやめて。でもウォッカ飲んだら相殺されてダメだと思う。ロシア餃子のペリメニの型はたこ焼き器みたいになってて、上で生地をのばす。…これ、でっかく広げてコップで型抜きしたほうが早くない??サマルカンドの餃子のチュチュバラは耳餃子でかわいい。モンゴルでは「あなたに羊をあげます」「ホーミーちゃんて名付ける!!かわいい」ある日ホーミーちゃんがいなくなって、必死に探してたら「あなたのお腹の中ですよ」と答えられた話。ソーシュール。2019/02/02

カタコッタ

16
テレビに出られている料理の先生方は全員大好きです。特に荻野恭子先生は世界中を旅した別格な料理家で、作られた料理ばかりでなく、おおらかな指導がホッコリとして大好きです。単なる料理レシピではなく、どのようにして料理家荻野恭子さんが出来上がったかを知る事が出来ました。旅する目的に美味しいモノを食べる事がありますが、家庭料理くらい食べて嬉しい物は無い。改めて家庭の味を大切にしようと思う主婦歴34年の私であります。2019/04/19

Toshi

14
料理研究家、荻野恭子が世界を旅し、一般家庭を訪問、ともに暮らし、お母さんと一緒に料理をし、食べた記録。タイトルどおりの内容の本である。写真も豊富で、巻末には一部レシピも。著者ほど胃腸に自信はないが、こういう旅をしてみたい。2023/04/27

ソバージュ

11
ロシア料理本で名前を知ったのだが、荻野さんは44年間で60ヵ国旅され、モンゴルの遊牧民やインドの山岳地帯などでもホームステイして料理を習われたそうで、大変興味深く読んだ。初めての海外旅行でツアコンに「土地の料理を吐くほど食べなさい。」と教えられ、いつの間にか偏食がすっかり直ったものだが、世界にはまだまだ沢山美味しい料理があるようで、現地の風にふかれ続けたいと切に思いました。2019/02/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13109672
  • ご注意事項

最近チェックした商品