いい家をつくるために、考えなければならないこと

著者名：高橋修一

平凡社（2018/09発売）

• ISBN：9784582544640

内容説明

「“三度建てないと満足のいく家は建たない”といいますが、私の経験からいうと、一度で建てられる人もいれば、三度でも建てられない人は建てられない――これが現実のように思います」（「まえがき」より）
誰もが“いい家”を望んだはずなのに、なぜ、多くの人が家づくりに失敗し、これほどまでに魅力のある家が建たないのか。
骨太な梁や柱による、がっしりとした骨組み、床や天井に配された木目の美しい無垢材、天然の土や顔料を用いた風合いある左官壁――細部にまで職人の手技が行き届いた住宅を700棟以上も手掛けた建築家が明かす、満足のいく家を建てるための方法。
情報過多のなか、家を求める多くの人が、「知らなくていいことを多く知り、知るべきことをあまりにも知らない」という現実に、一石を投じる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sbtk]

家はできてしまったので斜め読み。 ほぼ想像通りの主張だし、そうすればよかったのかー！という後悔は少なかったのでほっとする。できてみれば、イメージの共有の大切さと、100％完璧に満足することの難しさを思う。

2020/04/15