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内容説明
ある程度の英語力があるのに、外資系企業で上司や同僚、クライアントとのコミュニケーションがうまくとれず、苦労している日本人は少なくない。「それはアメリカ人特有の考え方や思考の癖を理解していないから」と著者は言う。日本人が思うアメリカ人像と、実際のアメリカ人はかなり乖離しており、それに気づくのが遅くて出世できない日本人が非常に多いのだ。「アメリカ人は『発言すること=貢献』と思っている」「アメリカ人は日本人より時間に厳格! 」「アメリカ人に『ちょっとご挨拶に……』は通じない」等々、日本人が知らない「本当のアメリカ人」がわかるだけでなく、出世に有利な使える英語も身につく一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
40
たった三語のフランス語を知っているだけで、フランス語を話せるといい、過去10キロ痩せた経験があるだけでダイエットコーチを名乗る。自信満々である。ハリウッドの映画スターのようなエリートビジネスマンはほんの一握りで、あとは普通の人だ。 自信なさげな振る舞いはNGだし、とりあえず挨拶だけはダメで、予習をして、ミーティングごとに必ず、結論をもつ、アポイントをとって、終わりの時間は正確にする。 ひそひそ話は言語道断、言いたいことは遠慮せずにズバズバと。発言は整理できてなくてもまず話す。なんだかわかる気がします。2019/11/15
ヨータン
8
出世も望んでいないし、外資系に勤務もしていないけど、アメリカ人の思考習慣に興味があり読みました。ほとんどがどこかで聞いたことのある内容だったので、再確認できた感じでよかったです。2020/06/21
わえ
7
アメリカでの実践的な英語の使い方がわかる本。英語を話す上での心構えについて見直すことができた。英語は、英語を使う相手に伝える手段、深い思考は母国語でというスタイルを貫いていこう。2019/11/18
Akio Kudo
5
★★★★★ ビジネス英語というのはTOEICで高い点数とる事ではないと痛感。2021/08/29
shu_reading
5
★★★☆ビジネス英語を習得するには英語をがむしゃらに学びでは足りないんだというのがわかる。アメリカ人の物の考え方や思考の癖、行動を理解した上で英語を話すように心がけないと思いもよらない誤解を招いてしまう。そこに日本人とアメリカ人の考え方の差が顕著に出ているという事だと思う。勉強するにとても参考となる気付きを得られる。2020/01/16