- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
人生で最も大切な「仕事」と「お金」の話。
人気漫画家ヤマザキマリが本音で語る「仕事」と「お金」の話。
現在は漫画家の著者ですが、経験した仕事は、チリ紙交換のアルバイトに始まって、絵描き、露天商、大学教師、料理講師、テレビリポーター、美術イベントのキュレーター、普通の勤め人など、数知れず。
当然、良いことばかりでなく、さまざまなトラブルや苦労を経験してきました。
海外で借金返済に追われ、家を追い出されたり、ダブルワークならぬ「10足のわらじ」を経験したり、仕事で活躍すれば、上司から妬まれたり。
トラブルなどがあるたびに、著者は働くことについて考え、働き方を変えてきました。
「好きな仕事か、向いている仕事か」
「お金にならない仕事をいつまで続けるべきか」
「嫌な上司がいたらどうすべきか」
「望んだ仕事なら、限界まで働くべきなのか」
そんなことについて考えるヒントが豊富な体験的仕事論です。
母から学んだお金の話や、自らが経験した借金の怖さなどについても言及。
「仕事」と「お金」についての本音が満載です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
230
ヤマザキ マリは、漫画以外を新作中心に読んでいる作家です。世界を股にかけて波乱万丈の人生をおくる著者ならではの仕事に纏わる人生観、愉しめました。それにしても著者がJKでちり紙交換まで経験しているとは思いませんでした。2018/11/24
やすらぎ
189
こんなに凄い方だとは!…今の世の中、お金がすべてって価値観。ウイルスみたいに人の中に入り込んで、コンプレックスや孤独や傲慢さを生む。そんな世界を見つめ直したくて、さっさと荷物をまとめて旅に出た。人生の分岐点で強い力の発する方に突き進む、行動力と自立心の塊。言葉に力があり自然体で生き生きとしている。私たちは機械ではありません。人間です。考える力がある。お金を稼ぐため、争うために生まれてきたわけじゃない。生きていればどんな人生にも波がくる。いい波が来たから乗ってみると、どこかに連れていってくれるかもしれない。2020/10/15
mukimi
136
「国境のない生き方」続編。私にとって仕事は、お金を稼ぐ手段というより何かを成し遂げねばならない場所になっていることに気づく。生まれてきた意味を仕事の中に見出そうと足掻き、真面目に働くことで自己肯定感を何とか繋ぎとめ生きている。仕事は翼でもあり足枷でもある。そんな私にとってヤマザキマリさんの「スタンダードとされる価値観に巻かれて諦めてしまわずに、へんてこでもいいから自分なりにその先を歩いてみよう」という仕事観の自由さ、軽快さは豪快で気持ちいい。戦い続ける大人の生きる知恵。心に抜け道を作った上で進もう。2023/05/21
もりやまたけよし
82
子供の頃から今に至るまで、やりたいことをずっと続けてきた体験記が綴られている。お嬢様学校で校則の決まりの三つ編みに抗するためドレッドヘアにする辺り只者では無いですね。2018/11/11
ホッパー
81
ヤマザキマリさんのハードな半生が描かれている。文章がパワフルなのでグイグイ読めるし面白かった。しばられない生き方の答えはまだ出ない。2022/08/06
-
- 電子書籍
- 15分の少女たち -アイドルのつくりか…
-
- 電子書籍
- 妖怪大戦争 ガーディアンズ(1) 角川…
-
- 電子書籍
- 夫との夜のススメ~絶倫を鎮める方法探し…
-
- 電子書籍
- ドクターは御曹子【ハーレクイン・セレク…
-
- 電子書籍
- 月刊WiLL 2015年 5月号