内容説明
物理をテーマにした素朴で読みやすい12のおはなし。圧力、投射、自由落下などの基本の現象を取りあげながら、楽しいイラストとやさしい言葉で物理のエッセンスを伝えます。子どもの目線に立ったシンプルな内容で、おはなしを読むだけでも理科的な視点を養うことができます。理科(物理)に興味をもつきっかけにもってこいの一冊です。
目次
てこ―みんなでシーソーをするお話。
しごと―ふたごの2人が山できょうそうするお話。
あつりょく―ドロドロぬまのきれいなはなをつみにいくお話。
とうしゃ―3人でくつとばしをするお話。
じゆうらっか―わるいやつにおいかけられてしまうお話。
かんせい―ぎょうぎのわるい子がれっしゃからおっこちるお話。
ねつのいどう―あつい石とつめたい石がとびだしてぶつかるお話。
かがみ―むしくんがかがみのまえでいろいろするお話。
ふりょく―ぞうとねずみがむこうぎしのきのみを食べるお話。
ごうりょく―大きな岩が山道をふさいでみんながこまるお話。
でんち―でんちとでんきゅうつながってもりあがるお話。
ばしょとじかん―かえるがへびにおいかけられるお話。
著者等紹介
やまがみじろう[ヤマガミジロウ]
本名・山神次郎。1974年10月青森県生まれ。国際基督教大学を卒業後、筑波大学大学院にて修士号(文学)を取得。出版系編集プロダクションに数年勤務した後、フリーランスになる。サイエンス、語学、知育などをテーマに単行本・ムック等の編集・執筆を行う
さかきひろこ[サカキヒロコ]
本名・坂木浩子。1977年5月東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、(有)石澤デザイン事務所でイラストレーターになる。現在は(有)タイプフェイス所属
中村純[ナカムラアツシ]
1959年8月、北海道生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科物理及び応用物理学専攻修了。理学博士。国内外の研究所で客員研究員・講師・準教授等を多数歴任し、現在は広島大学情報メディア教育研究センター教授。研究分野は、計算物理学、素粒子原子核理論、情報教育など。珍しいパンフルートの奏者で、日本での普及にも尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。