文春文庫 黄金の海へ

著者名：津本陽【著】

文藝春秋（2018/09発売）

• ISBN：9784167314279
• NDC分類：913.6

内容説明

この潔さが羨ましい！　豪商紀伊国屋文左衛門の波瀾万丈の生涯を元禄経済のなかに活写した歴史長編。

命を賭けた江戸へのみかん輸送で得た三万五千両をもとに、紀伊国屋文左衛門は、日本一の豪商めざして突き進む。大長者・河村瑞賢、杉山検校の後押しで材木商となって活躍。八十万両もの稼ぎを上げる。
しかし、貨幣改鋳に手をつけて失敗。以後、時勢の流れから外れ、一代を限りで引退した文左の豪快な生涯。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こぺたろう]

紀伊国屋文左衛門の話です。 こういった歴史小説は、どういう説をもとに書くのだろう？

2011/10/13