内容説明
見覚えがあるようで何かが違う。
現実の都市の街並みであるように見えて、どこか退廃的。
圧倒的な筆力と独自の感性で、終末の迷宮めいた街並みと
そこを彷徨する少女たちの姿を描き続けてきた
新進気鋭のイラストレーター・あきま初の画集がここに登場。
いくつかの書き下ろし作品を含め、
厳選したイラストの数々をA4変形の大きなサイズで収録。
著者の作品の臨場感が余すところなく楽しめる仕様になっています。
【電子書籍特典:カバーイラストメイキング付】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夕顔
4
とても良かった。少女と無機質なものの組み合わせがとても好き。光よりは影がとても印象的。ありふれた日常を切り取っているものが多いが、仄暗いような色遣いも多い。影が強いからこそ際立つ光というものも感じられて、一枚絵にとても物語性を感じられる。技術が込められてるのが分かる、良い画集だった。2019/07/20
参謀
2
最近チェックした関連本として出てきていた本作。見覚えある表紙だと思いました。某サイトの「圧倒的な緻密さ」との紹介は正直ピンときませんでした。終末的都市風景はわかりましたが。安倍吉俊とtoi8、あとどっかの漫画家を足したような感じでした。見たことがあるイラストはなかったです。 2018/10/15