日本経済新聞出版<br> 100年マンション 資産になる住まいの育てかた

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日本経済新聞出版
100年マンション 資産になる住まいの育てかた

  • 著者名:長嶋修【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2018/09発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532263836

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内容説明

マイホームを「廃墟」にしないために、今やるべきこと

○全国に650万戸弱あるマンションのうち、築30年のマンションは約200万戸、2031年には400万戸を超えます。住人が年を重ねて所得が減っていく一方で、当初予定していた修繕積立金が不足し、管理がおろそかになっていきます。その結果、資産価値が下がり、スラム化が進行。住民合意のもと、建て替えを計画しようにも、大半のマンションの建て替えは事実上不可能です。

○ 資産としてマンションを買うこと、マンションをずっと所有し続けることは、果たして合理的なのか、不安を覚える人も少なくありません。

○本書は「マンションの長寿命化の道」を提言、「マンション危機」の解決法を示します。欧米では100年、200年の物件が普通に取引されており、価格が下がらないどころか上昇するマンションもたくさんあります。かたや、日本のマンションの管理・修繕の事情はお寒い限りです。所有者の多数派はマンションの資産価値には関心があっても、管理組合運営には無関心です。

○マンションの所有者と購入予定者は、マンションの管理状況のどこを、どのようにチェックすべきか、管理組合にどう関与していくべきか、「マンションという運命共同体」とつきあうための必須教養を伝授します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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11
オビにある不動産業界のご意見番とはまさに良く言ったもので、現在の住宅事情の危機(特にランニングコストを見た際の危機)についてバンバン文句を言う論客としては頭一つ抜けている。が、こうしてバンバン文句を言うのも本人が運営しているホームインスペクションのコンサル業としての仕事増やしの要素も強い。その要素を踏まえた上で、事実本人が述べている事象もあるので、これは企業の誠実さや国の政策の議論など、様々な形で話し合われてもいいな。中古住宅市場はおっしゃる通り、完全なるレモン市場。多少、改善の動きは見られるが、まだ先。2018/09/26

オカピー

7
住んでいるマンション(大規模修繕工事の一年前)、働いているマンション(今年大規模修繕工事)。自分達の住んでいるマンションに、住民の方がどれだけ関心を持っているかでしょうね。管理組合の総会の実出席数を見たら、がっかりですね。委任状と議決権行使が8割ぐらい。確かに居住者が高齢化して、総会参加もままならないのは分かりますが。一番お金が動く大規模修繕を皆さんで真剣に考えないと、知らない間にお金ぼられそう。2024/05/24

3
マンションの理事会って大変そうだけど面白そうだな。経営改善からまちづくりまで出来てしまう。近所の大規模マンションはこども会が上手く機能してて楽しそう。かつて住んでた実家のマンションも理事会にやる気のある人が一定数いた。自治に無関心なお客様気分の住人が多い中で少数精鋭でやりながら、全体の気運をどう高めるのか。マンション購入に向けてこういう本も読んでいきたい。2024/09/04

Ohno Takeshi

2
都心部で生きていく人には、これは本当に大切だと思う。住まいの価値を高めていいき、資産価値のない住まいは建て直される。歳を取って賃貸に住めなくなるリスクもあるし、いつかは自己所有にならざるを得ない。でも、その時に何を基準に家を選びのか、もっと勉強しないと!!2018/10/16

puapua

1
マンションの管理によって資産価値が大きく変わっていくという流れは今後ますます認知されていくと思う。 これまでの新築信仰から中古市場がメインとなっていく流れの中、マンション管理の大切さを教えてくれる一冊。マンション購入検討者は読んで損はないと思います。2018/10/05

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