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内容説明
自分が飲んでいる薬はどのように決められているのだろうか。患者からは見えない力とお金が、その薬に影響しているかもしれない。薬をめぐる製薬会社、医師、薬局の知られざる構図とともに、高齢者への多剤処方や精神科での薬漬けなどクスリの光と影を探求する。
本誌は『週刊東洋経済』2019年6月1日号掲載の28ページ分を電子化したものです。
目次
絶大な影響力 広く浸透する製薬マネー
【第1の罪】医師に流れる製薬マネーが患者への治療を左右する
【第2の罪】色あせる「医薬分業」の理念 薬局は大淘汰へ
問われる薬剤師の存在意義
【第3の罪】大手新聞社と製薬マネー 広告料目当てに“名義貸し”
インフル新薬「ゾフルーザ」 軽視された耐性ウイルス
医師会はOTC化に反対 生活習慣病薬では難航続き
市販薬の「依存と濫用」リスク
不要なクスリが減らない理由
過剰投与でアルツハイマー悪化も
整形外科の意外な落とし穴 効果のない鎮痛薬を乱発
気がついたら“薬漬け”に 精神医療の深すぎる闇