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内容説明
日本の「働き方改革」はまだまだ甘い!
世界基準の「働きがい」の高め方をデータに基づいて教えます!
著者がCEOを務めるGPTW(グレート・プレイス・トゥ・ワーク)は、米国ではフォーチュン誌「働きがいのある会社100」の調査元として知られています。
「働きがい」は、目に見えにくいものですが、GPTWでは
「働きがい」=「働きやすさ」+「やりがい」と定義します。
「働きやすさ(オフィス環境や就業時間)」は目に見えやすいので改善しやすく、日本企業の働き方改革もここに取り組む企業が多い。
一方の「やりがい」に関しては、見えにくいこともあり、なかなか手が付けられていない状況です。
GPTWでは、世界で6000社以上の企業とそこで働く400万人以上の従業員を調査・分析し、従業員がどのような経験をすれば「働きがいのある会社」となるかに関して、豊富なデータを持っています(「働きがいのある会社」は業績もずば抜けて良いことがわかります)。
本書では、そのデータ分析に基づき、世界レベルの「働きがいのある会社」とそれを率いる「全員型リーダー」のつくり方を指南します。
また、日本語版特別章として、日本の実情に合わせて執筆した「日本の働き方改革の光と陰」も収載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
83
この本では「公正」という単語が散見される。事業活動で得られた利益が適正に配分されているかどうかいうこと(P231)らしいが、民間企業は無理に考えなくても良いのではないかと思った。給与計算の仕事をしていたとき、よく「公正に賃金を支払いたい」とおっしゃる事業主の方が多かった。だが公正さを求めようとすると就業規則や付属する賃金規程がややこしくなってしまう。すると運用する方は規則の存在を忘れてしまい、かえって公正さを欠いてしまうという事態になった。長い目で見て市場で生き残った会社が結果的に公正なんだと思う。2018/10/25
spike
5
正直なところ、読み始めた時の期待に応えてくれないうちに最後まで読み終えてしまった、と言う感じ。まあここ20年の調査に基づく気づきを丁寧に語ってくれていることには間違いはないので、人によっては頭の整理にはなると思う。2018/10/11
hiyu
4
タイトルの通りというよりも、目的としてのタイトルという印象。全員型リーダーに関する言及もそれなりに印象としては残ったのだが、個人としては衛生要因に関する言及が最も気になった。2023/05/23
syachi
4
弊社の若手が辞めていくことを上層部は気にしているけど、世代差とも言ってもいいような根本的な認識の差があるのではと正直思っている今日この頃。調査によって客観的に説得する為に調査参加してくれないかななんて思ったり。ぬるま湯職場で出てくる職場の働きやすさとやりがいの四象限の図解がかなり刺さった感が。2018/11/03
まめタンク
3
2020年195冊目。2020/07/27