植物のたくらみ―香りと色の植物学

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植物のたくらみ―香りと色の植物学

  • ISBN:9784860645441

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内容説明

色とりどりの植物や、さまざまな匂いを出す植物たち。植物たちはなぜ、カラフルな花をもったり、よい香りやくさい匂いを放ったりするのでしょうか。そこには動けない植物たちが編み出してきた、生きるための知恵が隠されています。花粉を運んでもらうために、昆虫の好きな匂いをつくったり、目立つ色の花をつけたりする以外にも、香りや色を使ってさまざまなことをしています。たとえば、害虫の天敵を引き寄せたり、害虫に食べられたことを周りの植物に警告したりすることも。なかには、まわりの植物の成長を阻害する香り物質をつくり出す植物もいるのです! 香りと色を切り口に、植物の進化と生態を丁寧に紹介する一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

18
宇宙って、ラズベリーに似たフルーティーな香りがするんだって???(*´ ω`*)2018/06/13

6ちゃん

1
植物が放つ芳香と花弁や果実の色にまつわる生存戦術について、短くも濃厚にまとめた良書。巻末にFAQや匂い成分の一覧もあり、簡単なリファレンスにもなっている。植物は見た目にはまず動きを感じないが、匂いの発出やそれを用いた攻撃や周囲とのコミュニケーションの多様性があり、相当に「動き」がある。植物が昆虫などより小さな生物に対して対応することが多いため、人間がこれまで気づくことがなかっただけなのだ。2019/02/11

phmchb

0
図書館本。φ(..)『環境を〈感じる〉ー生物センサーの進化』郷康広・颯田葉子、岩波書店(2009)(p18)2022/07/08

才谷

0
内容あっさりめ難しいことは論文読むように指示あるだけで詳細不明。植物と関係ないとこで宇宙はラズベリーの匂いがするらしいのが一番驚き。2018/06/20

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