内容説明
全国のご当地グルメを、お茶の水女子大学で地理学を研究する“地理女子”が地理学的に解説!なぜそこでその料理や食べものが生まれたのか?なぜその食材を使っているのか? 気候や地形など、その土地の特徴や歴史からご当地グルメの成り立ちを明らかにしていきます。いつも何気なく食べているものが、じつはある固有の風土から発祥したものだったり、町おこしでつくられたものだったり・・・とウンチク満載の一冊です。食する前に一読すれば、ご当地グルメを10倍楽しめる、異色のご当地グルメガイド!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
188
日本は、4つのプレートが合流する為に、四方を海に囲まれ、起伏に富んだ弧状列島となっています。また、南北に長いので気候も地域によって特色が表れますね。地形と気候から生まれる文化を食を通じて知るの楽しい。本書のアプローチは逆ですけど。良いんじゃ無いですか。各都道府県毎に1つなので、あれじゃ無い、これじゃ無いってのはあると思います。でもそれは致し方ないですよね。 関係ない事ですが、三重県は「さんまずし」。漢字で書くとするなら「秋刀魚寿司」。この間、漢字5文字で5音と言う贅沢使いな熟語だなぁと思ったの。2021/08/22
momogaga
53
「ご当地グルメ」×「地理学」まさに読みたかったジャンルです。日本の47都道府県別に紹介されていて、日本一周の食旅を楽しまさせていただきました。2021/03/27
アキ
44
各都道府県のご当地グルメを取り上げて、その背景にある地理と気候から特産品になった理由を解き明かす。しかも地理女子が教えてくれる。「地理×女子」恐るべし!https://twitter.com/chiri_joshi タモリ倶楽部で合コンもいいけど、今度ブラタモリとコラボして欲しい~!2019/05/12
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
21
ご当地グルメを都道府県別に取り上げ、なぜそこで生まれたのかを地理学の観点から解説した1冊。例えば、私が住んでいる大阪府のご当地ものは白味噌雑煮。そして昆布だしが主流。その昆といえば9割が北海道産。北海道から遠く離れた大阪なのになぜ昆布なのか。その理由として北海道から北陸を経由する西廻りルートの北前船が挙げられている。地理的な観点だけでなく、歴史的な観点でも楽しめます。タイトルにある「地理女子」という響きがいい。2019/03/31
プル
20
郷土料理を取り上げているかと思いきや、最近の物も取り上げております。一部”???”な情報・解説不足があるかとは思いますが、趣味の範囲なら、この程度でもいいかもしれません。ただ、これを読んで、これを食べてみたいという気持ちにかられたものは、残念ながら私はありませんでした。なぜ、それをこんな風に取り上げてしまったのだろう…という疑念の物が何種類か出てきてしまったせいでしょうかねぇ…。知り合いが関係者として取り上げられているのにちょっと驚き。お手伝いしていたのね。2019/05/26
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