新潮文庫<br> ピラミッド―最新科学で古代遺跡の謎を解く―(新潮文庫)

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ピラミッド―最新科学で古代遺跡の謎を解く―(新潮文庫)

  • 著者名:河江肖剰【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2018/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101212364

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内容説明

4500年前からナイル河岸に聳える大ピラミッド。ドローンで3D計測が開始され、宇宙線による透視調査で「巨大空間」が見つかり、最古のパピルスが発見されるなど、近年、古代遺跡の研究は次々と更新されている。最新データと調査技術を元に「なぜ」「どのように」作ったのかに加えて、建造に従事した「人間」に焦点を当てた、古代エジプト研究最前線! 『ピラミッド・タウンを発掘する』改題。(解説・橋本麻里)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

28
小さい頃から「王様の巨大なお墓・ピラミッド」という記事を読んでいたので、いまその謎のどのくらいが解明されているのか、と思ってたんですが、なんと、ミイラや副葬品ばっかり注目されてて、ピラミッドそのものや周辺の研究はほとんど進んでいないとは。…大きな石を切り出して美しい三角形に積み上げる、そのための労働者が寝起きする村の跡を発掘し、何人が生活できるのかと、それを支えるパン焼きの跡の数が一致したときに、これが考古学か!と軽く興奮しました。サッカー場が発掘を妨げるのが、厄介だけどそういう国なんだろうな、エジプト。2018/04/17

ウィック&ぺディ

23
★★★★半2020/02/04

どんたこす

14
超古代文明も好きだが、現代科学でピラミッドの謎に迫るという視点も大好き。途方もない時間と労力はかかるもののプリミティブな技術でピラミッドを作ることは可能であり、ピラミッド建造に大きな役割を持ったピラミッドタウンの発掘が進めばよりピラミッドの謎に近づけそうに思えた。2023/01/15

どんたこす

13
ピラミッドとは、どこまでが解明されていて、どこからが本当の謎なのか?最新の発掘調査と先進技術のデータを用いて語られている。ピラミッドタウンの発掘により4500年前の姿が再現されるとやはりピラミッドは当時のエジプト人が作ったのではと思わされる。超古代文明が大好きなのだが、正統派の意見もしっかり傾聴しようと思い読んでみた。ニューエイジャーの代表格としてグラハム・ハンコックのことが触れられている。2020/01/02

yutaro13

9
巨大空間発見やドローンでの3D撮影など、研究成果が日々更新されているピラミッド。古代ロマン溢れる建造物を「どのように」「なぜ」「誰が」作ったのか、最新の知見を学べる。超古代文明やら宇宙人やら呪いやら、ピラミッドというとオカルトネタにされがちだが、長年発掘に従事する著者がこだわるのはそれを作った「人間」だ。著者らが発掘を続けるピラミッド・タウンは建設に従事していた人が住んでいた町。発掘や遺物・遺構の復元によって当時の人々が営んでいた生活が蘇る。地道な発掘作業を続ける考古学者の古代への情熱に敬意を表します。2018/06/15

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