成均館儒生たちの日々(下)

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成均館儒生たちの日々(下)

  • 著者名:チョン・ウングォル【著】/佐島顕子【訳】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新書館(2018/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784403220579

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内容説明

女人禁制の最高学府“成均館(ソンギュンガン)”に弟ユンシクになり代わり男装して入学したユニ。男子ばかりの中での生活にドギマギしっぱなしの毎日がつづく。小柄な美男子として評判になるユニを中心に、ユニへの気持ちに揺れる前途有望な天才イ・ソンジュンや、粗暴だがユニには優しさを見せるムン・ジェシン、ユニを女性だと疑いつつも心遣いを忘れない華麗なる無類の女好きク・ヨンハ……。成均館を舞台に「滴る(チャルグム)四人組」が織りなすトキメキの日々……。ソンジュンへの抑えられない気持ちに悩むユニ。ユニを男と思いつつも、惹かれていく気持ちを止められないソンジュン。そしてジェシンもユニへの恋ゴコロに気づく。絡み合った恋の行方は大団円へ……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

23
男装の儒生ユニの中二房(このネーミング!)での日々、一件落着。先にドラマの方を見たが、小説の方は俗っぽく際どい濡れ場の描写と詩的で格調高い表現を恐らく意図的に混在させているのだろうな、と感じるところが多く、文章表現としての面白さに感服。ラストは明らかに続編を意図している形で、そのあたりはドラマとは違うはずなので、楽しみ。ヨンハの妻に対する複雑な思い、そしてコロに対してもどこまで本気なのかよくわからないところ、今後どうなるのか楽しみ。2021/09/23

むつぞー

9
ドラマよりソンジュンがカッコイイなぁ。まさに佳郎(カラン=最高の花婿の意)だわ。ということで『奎章閣閣臣たちの日々』へ続く。2013/05/13

ネロ

8
下巻は少し読むのに時間がかかってしまいましたが楽しく読了しました。真面目で実直なソンジュンにハラハラし、どこまでも健気で頑張り屋さんなユニを応援し、めげずにコロに愛をぶつけるヨンハに笑い、ユニを見守るコロ先輩に涙しました。本当に素敵な(滴る)笑 四人衆だなぁ。何より、ユニの気持ちをわかって決して彼女の恋路の邪魔をしないコロ先輩が切なかったです。ユニがソンジュンしか眼中にないのが余計に…。終わり方はえっ?ここで?って感じだったから続き読まなきゃですね。ただ、ルビを韓国語読みに統一して欲しかったですね…2022/08/04

ゆーこりん

6
本書を貸してくれた知人が下の方がさらに面白いから…と言っていた意味がわかった。笑 恋愛の要素が入ってくるからロマンチストな彼女が夢中になったはずだ 悲恋に終わるのかハッピーエンドなのかは、これから読む方のために黙っていよう。続編も読みたいし、DVDも観てみたくなった。2017/12/31

Emma

6
この作者の小説でいつも感じるのが、王の大変さ。権力があるからこそ、影響力が大きいからこそ、冷静に物事を判断する必要がある人だ。2015/08/20

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