内容説明
【第23回吉川英治文学賞受賞作】幕末、京都を中心に尊皇攘夷の嵐が吹きあれる中、会津藩主松平容保は、京都守護職を拝命し、京都の秩序回復と禁裏の守護に当たるべく藩士を率いて上洛した。天皇に忠を、幕府に孝を尽くした会津藩主従が、なぜ朝敵の汚名を被らねばならなかったか。幕末悲劇の真相を追求する著者畢生の大河歴史小説。
目次
会津士魂 一 会津藩 京へ
会津士魂 二 京都騒乱
会津士魂 三 鳥羽伏見の戦い
会津士魂 四 慶喜脱出
会津士魂 五 江戸開城
会津士魂 六 炎の彰義隊
会津士魂 七 会津を救え
会津士魂 八 風雲北へ
会津士魂 九 二本松少年隊
会津士魂 十 越後の戦火
会津士魂 十一 北越戦争
会津士魂 十二 白虎隊の悲歌
会津士魂 十三 鶴ヶ城落つ



