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内容説明
2012年12月に第二次安倍政権が発足。その後、五年半の間に、特定秘密保護法、安保関連法(戦争法)、共謀罪法などを多くの国民の反対を押し切って成立させた。一方で、「モリ・カケ」問題をはじめ、政治家や官僚の不祥事が相次ぎ、政治に対する信頼が大きく損なわれている。にもかかわらず、政権与党内の安倍一強体制は揺るがず、野党は対抗勢力たり得ていない。本書は憲法の基本原則をおかす安倍政権の危険な体質を痛烈に批判し、なぜ日本の政治がここまで劣化したのかを徹底検証する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
18
なるほどなぁと納得。なぜこんなに日本の政治が劣化してしまったのかを考えさせられる。2019/02/02
阿部義彦
18
馬鹿のツートップ、安倍晋三、麻生太郎、顔も見たくないその他、竹中平蔵、百田尚樹もろもろ消えてくれ!もう、いいよ2018/11/18
呼戯人
18
もう、ほんとに言葉もない。特に最初の古賀誠、亀井静香、小沢一郎に対するインタヴューが面白かった。確かに国民に相応しい政府しか持てないのが民主主義であるが、しかし劣化の度合いが度を越しているので、情けない国民の一人として涙が出るくらい情けなかった。日本はこのまま壊れてゆくんだなあ、滅んでゆくんだなあという感想しか出てこなかった。不安、心配、絶望の明日!!2018/09/11
まゆまゆ
14
現在の日本は独裁権力によるファシズム国家に堕している。そんな政権を許しているのは政治的無関心が蔓延る国民のせいでもある。この国民にしてこの政府あり。かつての日本は助け合いの国ではなかったのか。今は少数を多数に従わせる多数決主義、あらゆる分野で競争原理のみを大切にする社会になっている日本の行く末は暗い。2018/11/27
華形 満
12
日本の劣化は誰しもが感じているだろうが、もはや救いのない領域に入っているのだろう。ビジネスに例えれば、独裁的ダメ経営者が会社の方向性を全く示せず、社員のモチベーションは益々低下して行き、倒産という最悪のシナリオへ向けてひたすら突き進んでいる。現与党の退陣などではもう起死回生も難しい段階と断言出来る。漫画家ちばてつや氏を取り上げた章が読み応えあった。2019/01/26