内容説明
伯父の子爵に連れられて、夜会に参加したアリシア。翌朝、目を覚ました彼女は気がついた――酔った勢いで、一夜の過ちをおかしたらしい、と。そのお相手は、常に無表情で冷酷なことから『冷血公爵』と恐れられるメイスフィールド公爵。彼の子を宿した可能性があるからと、アリシアは公爵家の屋敷に閉じこめられてしまった! かくして、地獄の監禁生活が始まる……かと思いきや、彼は不器用ながらも尽くしてくれて、意外と快適!? しかも、コワモテな公爵が時折見せるギャップと、なぜか夜毎与えられる甘い口づけに、心を奪われてしまい――。こじらせ公爵とポジティブ女子のエロきゅんロマンス! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにすけ
7
再読、やっぱ冒頭のインパクトがでかいな~再読しちゃった。2019/07/28
十六夜
2
いきなり二人がいたすところから始まっているけど実際に次に致すまでにはいろいろある。とにかくあまのじゃくすぎて素直になれない上、見た目がかなり怖いせいで冷血と恐れられる公爵を、ヒロインが(あらやだあまのじゃく可愛い)つって翻弄していく話……が最後まで続くかと思ったら、あっちからもこっちからもヒロインへのアプローチがあり、ヒーローあまのじゃくしている場合じゃねぇぞ、という感じでこじれていって面白い。最後はしっかりハピエンで安堵。このヒーローを手玉に取って楽しめるのはヒロインだけね。2020/10/30