内容説明
東京でOLとして働く沙耶にかかってきた、一本の電話。それはなんと、母と兄が経営する旅館『瀬野』が潰れかけていることを知らせる内容だった! 実家に戻る決意をした沙耶は、海外に転職予定の恋人・直に負担をかけまいと、一方的に別れを突きつける。だが納得しない彼は「一年後に会いに来る」と告げるのだった。一年半後、旅館瀬野には若女将となった沙耶の姿が。彼女が自ら連絡を絶ったせいで、約束の時期に直と再会することはなかった。けれど彼女の努力も空しく、旅館の状況は改善しないまま。そんな折、銀行の融資担当者から、融資を約束する代わりに結婚を迫られた彼女は、その条件を呑んでしまう。ところが直後、『経営コンサルタント』として再び直が現れて――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鳥遊ひな
4
★★★★☆ 本編★2、番外編に★2 最近の中で久々に当たり本かな? ヒーローの執愛っぷりがドキドキ❤︎良かった(*´∀`*)その一方ヒロインが微妙(^^;;mioさんの感想レビュー通り面倒臭いヒロインです。 彼女の何処が良かったのか分かりませんでしたがヒーロー視点の番外編を読み分かりました。Hシーンも含めて番外編のお話の方が好み。 2018/08/22
光野 翳
0
経営危機に陥っている実家の旅館を立て直すため仕事をやめて実家に戻ることにしたヒロイン。それと同時に同期の恋人ヒーローとも別れを告げ、全てのつながりを絶つ形で実家に戻る。1年後ヒーローが経営コンサルタントとしてヒロインの元に現れる。ヒロインは融資と引き換えに地元頭取息子と婚約を決めていて。この息子、サイテーだったな。ヒーローがヒロインに一途で仕事もできる男で、故に旅館も救いヒロインも取り戻し、本当にお疲れ様でしたって感じです。2024/07/08