内容説明
かぐや姫の真の目的が、今明らかに…!
昔むかし、日本がまだ、帝と貴族たちに治められていた頃のこと。
人買いから逃げ出してきた、身寄りのない少女・阿古と、夜道で出会った少年、明丸の前に、光を放つ竹が現れる。
中にいたのは、再び地上に降り立った、伝説のかぐや姫だった!
かぐや姫はある宝を探しており、阿古のそばでその宝の気配を感じるのだという。
なりゆきで一緒に暮らすことになった三人だったが、しだいに阿古の心の中で、明丸の存在が大きくなっていく。自分の気持ちにとまどう阿古。
そんな時、ついに宝の手がかりが見つかって……?
かぐや姫の秘密と、少女の恋が織りなす平安時代の物語。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
※対象年齢:高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
25
児童文庫に深山くのえさんがいる~! 電書になって購入できました。女の子がこれを読んだら、明丸に胸キュンするはず(笑)。そして古典に進むのもいいけど、少女小説に進んでくれたらと思いますね♪久々にこの作者様の本が読めて、私も胸キュンしました(笑)。2018/10/01
ゆり
11
深山くのえさんの児童向け小説。かぐや姫を下敷きにした平安時代が舞台のファンタジー。かぐや姫のアレンジの仕方がなかなか面白い。わりとぽんぽん物を言うかぐやと阿古と明丸の三人の共同生活とやりとりが楽しかった。ほんのり恋もあり少女小説として読むと正直薄いけれど児童向けなら微笑ましくて良いかな。阿古のおうちにもまだ何か月の都の秘密が残っていそうで気になる。2018/07/31
粋
8
ジュニア文庫ですが深山くのえ先生の平安ものときたら読むしかないでしょ(笑)物足りなさはありますが、楽しめました。最後をもうちょっと先まで読みたかったけど、かぐやがいなくなったので致し方ないということで。2023/05/08
ゆったま
3
かぐや姫のその後。 かぐや姫が5人の求婚者に持ってくるように頼んだ、5つの宝を探し出すお話。 おしとやかなイメージだったかぐや姫が、自分の思ったことをぽんぽん言ってしまうキャラだったのが個人的に好きです(笑) 2人のその後や、かぐや姫の月での生活など、色々想像がふくらみます。 かぐや姫の原典も読んでみようかな〜。2021/09/10
ひーたろー
3
児童文庫なので、内容薄め。糖度もいつもより低め。嫌いじゃないけど、うん。王道展開というか、パターンが割といつも一緒なのが気になるけど。久々読めてうれしかった深山さん。小学館、今少女系ないんだよね…。2018/08/01
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