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内容説明
どうすれば、人のこころ、人の振る舞いを理解できるのだろうか。初期の哲学者から19~20世紀の科学者、そして近現代の心理学者が取り組んできたこころと行動の科学=心理学は、ときに人びとに衝撃を与えつつ、人のこころの働きとその意味を問いつづけてきた。ペルガモのガレノスから『イヴの三つの顔』のセグペン&クレックレーまで、その心理学の概念が人の精神世界をどのように解きあかしてきたのかを簡潔に解説。
その心理学者のキーとなることばを随所に織り込みながら、わかりやすい図解(「マインド・マップ」)で100を超える心理学の手法を紹介。難解な専門用語を使わないで、心理学的実験と理論を解きほぐす。
初心者から心理学を学ぶ人、さらに幅広い読書人まで、人のこころの不思議を尋ね、味わうことのできる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
7
資格や入試にも役立ちそうな内容。「心理学」の図鑑であるが、臨床心理学色が強い。年表もあったり、個々の内容でも他の研究者との関係等も書かれており、全体的にどうなっているかという視点で楽しめる。2013/02/12
ぼのまり
6
図による解説は豊富なのだけれど、心理学のはじまりあら、行動主義、心理療法、認知心理学、社会心理学、発達心理学、差異心理学と、それぞれの分野で活躍した心理学者を紹介しつつ、総括的に心理学を解説している。先にこういう本で心理学の全体を俯瞰してからそれぞれを学ぶことができる、いわば心理学の地図的な位置づけの1冊だと思う。2013/07/07
miyatatsu
5
本書を読んだところで心理学を実践的に扱うことができるわけではないが、本書で心理学を体系的に学ぶことができる。2019/07/02
おっとっと星
5
心理学全般のハンドブックのような、広く浅くコンパクトにまとめていて読みやすかった。内容はコンパクトでも、量は決してコンパクトではないが。大学の入門クラスで習わなかった人たちも結構でてきて、勉強になった。といってもこれ読んで知ってるといっててはダメなんだろうけど。2016/06/25
Akitoshi Maekawa
5
シリーズ2冊目。本棚にいれといて折に触れて読み返したい一冊。マズローの欲求って細かく見ると8つある?一番上に自己超越が、コミュニティへの貢献につながるんやろな。2014/06/07