ぼくらの家。 - 9つの住宅、9つの物語

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ぼくらの家。 - 9つの住宅、9つの物語

  • ISBN:9784418184125

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内容説明

本書は、これまでに光嶋さんが設計した《凱風館》も含む8つの住宅と、いつか建てたいと思っている自邸、合計9つの住宅をめぐる物語をまとめたものです。書き下ろしのテキストに加え、各住宅の写真と間取り図、そしてお施主さんたちからいただいた生の感想文も収録したことで、少し変わった「作品集」になりました。この物語を通して、世界に一つだけのそれぞれの家がつくりあげられるまでを、一緒に体験していただければと思います。これから家をつくる方にも、そうでない方にも、暮らしの原点である住宅を見つめなおすきっかけを、きっと与えてくれる1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paseri

9
建築家の光嶋さんが手がけた9つの家の物語。面白かったのは、光嶋さんからの視点ではなく、家だったり、住んでいる子どもだったり、他者の視点から語られているところです。想像ではあるのですが、住む人のことを考えて建てられたんだなという事がとてもよく伝わってきます。建築家というのは、家を建てようと思った人の、ある意味プラスの時期に携わることが出来るんですね。前向きに未来を考えている人と関わることが出来る。単純に「いいな」と思いました。少し先にはなりそうですが、私も素敵な家を建てたいです。2019/10/22

hansupu

1
建築家がこれまで建ててきた家にまつわる「誰か」や「何か」になりきって語る住まい方の物語。ひとつひとつの物語は共感できるものもあればこの家に住みたいとは思わないなというものまで様々。しかし、ここまで話の中に「自分」を出すのなら、もはや「誰か」になったふりをせずに自身の言葉でエッセイとして書いて欲しかった。他人からの視点で自分を何度も褒めるという文章には慣れずに1冊が終わってしまった。2020/05/18

みつ

1
【高砂】父が図書館から私の好きそうな本、と光嶋さんの本を借りてきた。中々鋭い! グールドのブラームスCD3回リピート、ゆっくり読書。 前作よりもいい文章。9つの建築についての9つの物語。語り手は著者以外のもの。 そしてやっぱり同門だからか、書いてあることにすんなり納得する。 ただし、一番印象的なのはヨハンナ先輩の「こーしまさんへ」。あったかい響きのある言葉。この2ページにはびっくりしたなぁ。2020/03/20

zeeen

1
表紙の著者が描いたドローイングが素敵で思わず手にした。9つの家の話を通じて著者の建築家としてのエネルギーや哲学が伝わり、カラー写真や絵のおかげで一層ワクワクさせられた。語り手はすべて「家」に統一したほうがもっとしっくりきたかも。2019/01/22

ゆうやけPC

0
本のタイトル通り住民の視点で書かれた本。設計する時のワクワクや住み心地が伝わってくるようだった2023/11/10

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