内容説明
はじめに ●ソ連崩壊から二五年
プロローグ●全体主義と民主主義
◆第一章 ●プーチンのロシアで何が起きているのか◆第二章 ●バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)◆第三章 ●スラブの兄弟(ウクライナ、ベラルーシ)とモルドバ◆第四章 ●南カフカス三ヶ国を往く(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)
◆第五章 ●中央アジアのイスラム五ヵ国(ウズベク、カザフ、キルギス、タジク、トルクメニスタン)
◆第六章 ●ポーランド、チェコ、スロバキアそしてハンガリー◆第七章 ●ドナウ川下流域(ルーマニアとブルガリア)の明るさ◆第八章 ●旧ユーゴスラビア七ヶ国(スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニア、モンテネグロ、コソボ、マケドニア)とアルバニア
◆第九章 ●モンゴルの悲劇は終わっていない
エピローグ◎むしろ全体主義に転落しそうなのは日本ではないのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
8
書名につられて読んだが、最終章に少し書いてあるのみで、副題の旧ソ連邦・衛星国30か所の真実のほうが主題。最初読み始めて読むのをやめようと思って、”世界史の大転換”を読み終わってから、この本の中にこれから中央アジアが重要になってくる、紛争の場所になりそうとあったので、再度読み始めたが、各国の旅行記。日本にとってもこれから重要な国々になるかもしれないが、今はほとんどの日本人は私を含めて、どこにかあるかもきちんと言える人はいないだろう。2017/04/16
スプリント
5
かつてソ連の支配圏にあった国々の今をレポートしています。情報の少ない国のルポもあり勉強になりました。 ただ、タイトルにある、「日本が全体主義に陥る日」との関連は薄い内容でした。2017/03/31
hdo obata
5
この著者をどう呼んだらいいのか?政治、経済評論家?いやそれでは収まりきれない。少なくとも書斎で文献を渉猟するだけの人ではなさそうだ。あくまで自分の五感で世界を感じ、自分の言葉で表現する人なのかな?でもこの本の中で引用されている文献については、読んでいらっしゃるのでしょう。世界中を飛び回っているのに、いつ文献を読んでいらっしゃるのだろうか?ある意味、小生にとってこの著者はスーパーマンである。ところで、この本で著者が言いたいことは、最終節の、最終行に凝縮されている。これは憂国の書である。2017/01/08
Yuji
0
社会主義だった国々の渡航記のようなもの。一つの国に割かれてるページ数は多くないが、逆に言えばそれだけ要点に絞られていてスラスラ読める。中央アジアの国々を一人旅する直前に読んで各国の情勢を知ることができ勉強になった。最近処分する前に再読。2022/04/16
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