幻冬舎文庫 若頭補佐 白岩光義 東へ、西へ

著者名：浜田文人【著】

幻冬舎（2018/08発売）

• ISBN：9784344416574

内容説明

弱きを助け、強きをくじく生粋の浪花極道、白岩光義。東京で若い女が男に拉致される場面に遭遇し、助け出した。だが、女は現場から消え、自身が警察に拘束されるはめに。それでも気になる白岩が調べると、彼女がマレーシア人だったことが判明。東南アジアからの留学生を食い物にするＮＰＯと暴力団が浮かび上がる……。痛快エンタテインメント小説！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ずっきん]

捌き屋鶴康シリーズのスピンオフ。昔気質な極道、白岩と花房組の面々が、仁義の通用しなくなった裏社会を泳ぐ、痛快ハートフル極道エンターテイメント♪　「酔狂」でチンピラから留学生を助け出そうとしたことが、本家の権力闘争裏舞台へと繋がっていく。ハートフルw白岩が男臭さ全開で、かます、いわす！　ハートフル連呼してますが、極太です。さあ、キャラは立った。続編へＧＯ！　エピソードの絡みがあるようなので、鶴康シリーズと刊行順に読んだ方がよさそう。うはー、祭り！

2018/08/25

[はっか]

『捌き屋』鶴谷シリーズでは書かれていない、白岩の内面が描かれていて、極道なんだけど魅力たっぷり。弱きを助け強きをくじく…かっこいい。

2011/04/26

[こいきんぐ]

なんやかんやこのシリーズでは1番好きかな。普段まったく出てこない人出てくるのがいい。

2025/05/10

[ケロたん]

昔気質のヤクザの話。実際はこんなヤクザはいないんやろうけど。

2015/10/05

[やま。]

白岩、かっこよす！ ヤクザだけどこんな男なら惚れてもいい(笑)。

2012/04/15