内容説明
女子大生四人組を薬で眠らせ、暴行する凶悪事件が発生。四人組は自らの薬物使用を隠蔽するため、同じ大学の男子学生に全ての罪を着せ、自殺に追い込んでしまう。数年後、別々の道を歩み始めた四人に、奇妙な手紙やFAXが……。差出人は、死んだ男だった。葬ったはずの男が甦り、復讐を始めたのか? 闇の中の亡霊が迫り来る戦慄のミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
81
最初の設定がやや無理。何もしていない人を犯罪者として取り上げる。マスメディアがこんなに容易に操られるか。1社が暴走すれば他社も追従。テレビだけで他の媒体は逆に疑問かも。両親を自殺に追い込んだマスメディアに対する報復がない。自殺に追い込んだ4人。首謀者が痛みを感じずに何年も過ごす。さまざまな事件から結果として因果応報。後の展開は最初の展開にくらべればさもありなん。推測しながら読むことができる。学生時代の性格と、社会へ出てからの変わり用を、効果的に演出している。映画好きの本領発揮。映画作品に期待。2011/06/08
そのぼん
5
4人の女子大生が身勝手な理由で一人の青年を陥れて…みたいなストーリーでした。 重い内容の割はサクサク読めました。2012/03/25
nico
3
久しぶりの赤川次郎さんの小説。昔読んだものの再読。赤川次郎さんの小説は読みやすくてとても面白い。2022/03/07
詩界 -うたか-
3
赤川次郎好きな知り合いからオススメの一冊として借りました。赤川次郎はライトだったり短編物だったり本当にたくさんの種類を書き分けることが出来る。今回の長編「闇を呼んでいる」で見た暗さとドロドロとした感情は圧巻でした。面白かった。私は赤川次郎さんの中では長編が好きかもしれない。「黒い森の記憶」や「マリオネットの罠」もそうだった。2019/04/20
ミヤ
3
冤罪着せられて自殺した男子学生が不憫すぎる。2011/03/30
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