出版社内容情報
料理を店まで取りに行き、注文者の元まで配達すれば仕事は終了。ただそれだけ。
スマートフォンと配達するための自転車やバイク、あとはバッグさえ購入すれば、すぐにでも始められる。それがウーバーイーツの仕事だ。いつ働こうが個人の自由。
しかし、世の中はそんなに甘くない。ネットやSNSでは「ド底辺」とののしられることもしばしばだ。
苦情、恫喝、ときどきチップ。
これは、「誰でもなれる」という落とし穴に落ちた四十路ライターがつむぐ、悲哀と憂鬱の実録ドキュメント。
蔑んでもいい、罵ってもいい。
でも、ここで描かれているのは未来のあなたかもしれない。
内容説明
ネットやSNSではド底辺とののしられる配達員のリアル。苦情、恫喝、ときどきチップ…。「誰でもなれる」という落とし穴にハマった男の実録エッセイ。
目次
第1章 ウーバーイーツ配達員の日常(東京で遭難した思い出;スマホが生んだ新たな監視社会;配達員を煽るギャンブル要素 ほか)
第2章 ウーバーイーツ配達員の多難な日々(サイテー過ぎるチップの思い出;本当にあった怖~い話;ボーナスクエストの思わぬ落とし穴 ほか)
第3章 配達員、注文者、飲食店関係者の表の顔、裏の顔(注意書きから読み解く配達員の気の利かなさ;ハイパー上級国民しか住めない屋上庭園;スリム美女が自宅でこっそり食らう漢メシ ほか)
著者等紹介
渡辺雅史[ワタナベマサシ]
1975年2月1日生まれ。放送作家、Uber Eats配達員、フリーライター。ラジオのハガキ職人を経て、ライターに。2018年年始からUber Eatsの配達員に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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