幻冬舎文庫<br> 親指さがし

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幻冬舎文庫
親指さがし

  • 著者名:山田悠介【著】
  • 価格 ¥596(本体¥542)
  • 幻冬舎(2018/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344407176

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内容説明

「親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をもとに、武たち5人の小学生が遊び半分で始めた、死のゲーム。しかし終了後、そこに由美の姿はなかった。あれから7年。過去を清算するため、そして、事件の真相を求めて、4人は再び「親指さがし」を行うが……。女性のバラバラ殺人事件に端を発した呪いと恐怖のノンストップ・ホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

納間田 圭

121
バラバラにされた少女の身体。左手の親指だけが見つからなかった。その親指を探して怨念を晴らしてあげるゲーム。5人で円になり…右隣の人の左手の親指を自分の右手で握る。全員で目を瞑り…呪文を唱える。そうすると…見知らぬ別荘にたどり着く。帰りたい時は…そこにある蝋燭の火を消せば戻れる。注意は…後ろから肩を叩かれても絶対に振り向いては行けない…戻れなくなるから。話しは…7年前に実際にコレをやっていて消えてしまった少女を、残った4人が7年後に探しにくい展開。19歳になった4人は…あの時と同じ夜の小学校の屋上に忍び込む2023/06/20

まさきち

53
設定は面白く、子供の頃に味わったこっくりさんの怖さを再現できたのですが、それぞれの出来事の描写は淡白であっさり殺人などが起こってしまっていまひとつ盛り上がりに欠けていたような。でもこのさらさらと流れるような感じが作者の特徴でもあるのかなと感じた一冊です。2014/12/29

みっぴー

47
映画『リアル鬼ごっこ』のファンです。読メを始めてから、原作者山田悠介先生の存在を知り、他の作品もさぞ面白かろうと期待していたのですが、、、うん、微妙!特に驚く仕掛があるわけでもなく、普通のホラーです。(あまり怖くもないのですが。)薄くて読みやすいのですが、核となるスズのキャラクター造形の底が浅すぎる気がします。ラストもモヤモヤして、後味が良くないのも残念(*_*)2017/05/04

ミロリ

46
復讐好きの霊の暴走がグロくてやっぱり怖い。敵の凶暴さは相変わらず山田テイスト。初読した小学生のとき、脳天に鎌が振り下ろされるシーンが印象的ではしゃいでいたはずだけど、今回速く読みすぎて読み飛ばしてしまった。例のシーンはこの作品だったかな……曖昧。中森明夫さんの解説で、親指(主題)の強調と山田氏を褒めていないところが面白かった。2014/10/20

Yuuko.K☆アイコン変えました

44
タイトルにインパクトがありすぎて、思わず手に取った。王道なストーリーかな?とは思うけど、サクサクッて読めたし、素直に面白かった。ホラー好きには物足りないかな?とも思うけど、正直『リアル鬼ごっこ』より私はこっちの方が好きです。2015/07/07

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