文春文庫<br> 武士道ジェネレーション

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文春文庫
武士道ジェネレーション

  • 著者名:誉田哲也
  • 価格 ¥804(本体¥731)
  • 文藝春秋(2018/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167911324

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内容説明

エッ、結婚? エエッ、道場閉鎖!? 
あれから六年、大学を卒業した早苗は結婚。就職が決まらぬ香織は、道場での指導の日々を送っていたが、玄明先生が倒れ、道場に後継者問題が……。香織と早苗それぞれの方法で道場を守ろうと奮闘する姿を描く「武士道」サーガ第四弾。はたして、この勝負、如何に――。
番外編の「美酒道コンペティション」と書店員座談会も特別収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

283
微妙に作風が変化してヒューマンコメディのような感触が強く残った四作目にして最終作(?)。面白かったのはたしかで、特に香織のその後は、ほとんどの読者にとって百点満点の描き方ができていたと思う。対して、早苗には多くの違和感が残ってしまった。香織との関係性は相変わらず良い距離感で清々しいものの、一作目で香織を二度まで打ち負かし、二作目でレナと決闘までして貫いた武士道の果てがあの政治的発言で、しかも大学時代に韓国人に怒鳴られてからずっと外国人に苦手意識を持っていたとか、別人かと少し悲しくなった。2023/11/28

kanegon69@凍結中

156
勃発した桐谷道場の問題を中心とした早苗・香織のその後の物語。しっかり成長した二人の素敵な話として描かれています。もう読んでいる間、クスクスしちゃうし、ウルってきちゃうし、ハラハラドキドキするし、今回も思いっきり踊らされました!あぁ、もう本当にこれで完結なんですか?続きが読みたい!!!このシリーズを通じて、「武士道」と日本、というものを考えさせられました。早苗の考えも一つの解釈として理解できたし、香織が体得した、「シカケとオサメ」。圧倒的な力を持って、戦いを収める、その心技体を鍛える様子に胸を打たれました。2019/07/28

相田うえお

150
★★★★☆19001 シックスティーン,セブンティーン,エイティーンの次はないのかと思ってましたが、嬉しい第4弾!でもナインティーンじゃないんだ。。最後に読んでから随分と経ってしまったので、映画の武士道シックスティーンで復習してから読み始めました。成海璃子さんと北乃きいさんの脳内イメージ再定着完了!本作は、道場存続に伴うテーマがメイン。早苗は結婚し、香織は教職課程も就職も駄目駄目。さあ、どうなる〜っていうスタート。結構な勢いで話が進みましたが、次作は作らないのかな?ラストにある おまけの章も良かった〜。2019/01/01

のり

139
良い本は何度読んでも良い。「香織」と「早苗」の温度差が絶妙。剣道抜きだったら、交わう事もなかっただろう。「玄明」先生の二人に対する心配りは香織が娘で、早苗が孫のような存在。道場存続危機もあるが、皆に愛される桐谷道場。レナや吉野先生まで訪ねて来るし、やり取りにも痺れる。思考回路はまだまだ幼児だが、香織の子供達に指導する姿には成長を感じる。沢山の幸せを運んでくれたシリーズだった。2020/06/19

金吾

136
○相変わらず読みやすくて面白いです。高校生だった二人の更なる成長を楽しめました。政治的な話が急に出てくる点に違和感がありましたが、全体としては良かったです。2022/08/10

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