ART SCIENCE IS. アートサイエンスが導く世界の変容 - アートサイエンスが導く世界の変容

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ART SCIENCE IS. アートサイエンスが導く世界の変容 - アートサイエンスが導く世界の変容

  • 著者名:塚田有那
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ビー・エヌ・エヌ(2018/08発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784802511148

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内容説明

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アートとサイエンス。一見まったく異なる領域に存ると思われるこの2つが出会うとき、私たちがこれまで想像してこなかった新たな未来への視界が拓かれます。

本書は、アートとサイエンス、その両者を行き来し、どちらにも属しつついずれにも収まりきらない活動を続ける先駆者たちの取り組みと声をまとめた、このシーンの全体像と最前線を展望できる一冊です。メディアアート、バイオテクノロジー、人工知能/人工生命、ロボティクス、VR/ARなど注目すべき作品を紹介しながら、実践者たちのクリティカルな視点を編むことで、アートサイエンスの意義と可能性に迫ります。

アートサイエンスとは、社会のあり方や私たち人間の認識を変容させる運動そのものであると言えます。世界の不確実性がますます高まる現在、手垢のついた「未来」を突破し、その先のまだ見ぬユートピアを探求しようとするすべての人にお届けします。

目次

CHAPTER 1 WHAT IS ART SCIENCE?
アートサイエンスとは何か?
現在進行系のアートサイエンス/バイアスを乗り越え、複数の地図を持て/アートサイエンスの起源と欲望/AI時代にはじまる、 機械と人間の新たな共生関係/一歩先の時代に問いかけるアルスエレクトロニカ/アートサイエンスが街を育む/アンチ・ ディシプリナリー主義のMITメディアラボ/「最先端」を脱し、10億年先の未来へ/世界のアートサイエンス機関

CHAPTER 2 ART SCIENCE NOW
アートサイエンスの現在
データから見える新たな風景とは ?/生命・人間をハック&更新する/異質な知能と生命のゆくえ/リアリティはどこまで拡張できるか/アルゴリズムから立ち上がる気配/ART+COM ユッシ・アンジェスレヴァに聞く、アートとテクノロジーの美しき関係

CHAPTER 3 DIALOGUE FOR ART SCIENCE
アートサイエンスをめぐる対話
アートサイエンスの思考が未来をつくる/アート、ロボティクス、クリエイティブ─各界の先駆者が語るアートサイエンスを学ぶとは?

CHAPTER 4 WHAT IS ART SCIENCE FOR YOU?
あなたにとってアートサイエンスとは?
長谷川愛/AKI INOMATA/久保田晃弘/脇田玲/林千晶/真鍋大度/ダヴィッド・ルテリエ/デヴィッド・オライリー/ドミニク・チェン/やくしまるえつこ/evala/フィオレンツォ・ガッリ/小川秀明/岩崎秀雄/山峰潤也/ユッシ・アンジェスレヴァ/阿部一直/若林恵/千房けん輔/江渡浩一郎/橋本幸士/平原真/メモ・アクテン/マイケル・ドーザー/畠中実/岡瑞起/原野守弘/宇川直宏/藤井直敬/ロバート・ヘンケ/松岡正剛/福原志保/中川志信/菅野創/ステラーク/池上高志/トーマス・トゥウェイツ/ティボー・バリント/トゥーリ・ウトリアイネン/やんツー/筧康明/落合陽一/ユンチュル・キム/田中ゆり/ザック・リバーマン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mkisono

2
「アートサイエンス」と呼ばれるものがなんなのかはよく分からない。様々な方がそれぞれの解釈を披露しているが、これまでメディアアートと呼ばれているものが近そうだ。大阪芸術大学にはアートサイエンス学科があるそうで、楽しそうだな。2021/09/20

2
アートとサイエンス両方の分野で活躍するアーティストの活動をまとめた本。インターネットの登場でテクノロジーが身近なものとなった現在、製作のプロセスに科学は応用され、発明のプロセスに芸術的思考が必要となっており、新技術によって生み出されたモノはすぐ人々の暮らしに浸透していく。常に進歩する両者に追いつくには好奇心が必要で、新たなフィールドを築くプレーヤーたちは試行錯誤の末、自らの世界を切り開く。客観的に物事を結論付ける科学は人間には脅威かもしれないが、主観的な社会や人間らしさを再考するには良いのかもしれない。2018/11/09

shin

1
メディアアートを包含する概念としてのアートとサイエンスの接点をアートサイエンスとするならば、それはなんだろうというところを多くの識者のコメントをもとに探索している。まだ"棲家"を見つけられていない流浪の領域なのか、それぞれの言うことがはっきりとした方向性が付けられていないカオス状態という印象。これからどこに進んでいくのか、気になるところではあるが…2018/10/21

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