立東舎<br> コブラツイストに愛をこめて 実況アナが見たプロレスの不思議な世界

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立東舎
コブラツイストに愛をこめて 実況アナが見たプロレスの不思議な世界

  • 著者名:清野茂樹【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • リットーミュージック(2018/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845632787

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内容説明

放送席はリングからわずか1メートル!
実況アナだから書けたプロレス・エピソード集ーー!

現在、大きな盛り上がりを見せているプロレスシーン。会場はどこも大入り満員で、テレビやWEBでの中継も数多く行なわれています。そして、プロレスの中継になくてはならないのが、試合を実況するアナウンサーの存在。独自の言葉で試合の展開を伝え、その状況を実況するアナウンサーは、プロレスラーと一緒に「試合を作る」役割を担い、またプロレスの魅力を倍加させる力も持っています。

過去にも古舘伊知郎、徳光和夫、倉持隆夫、福澤朗など、数多くの有名実況アナウンサーたちが自らのスタイルでプロレスを言葉で伝えてきました。そして現在、数少ないフリーのプロレス実況アナとして活躍しているのが、清野茂樹。本書は、そんな清野だからこそ体験できたプロレスの現場やレスラーの姿を楽しく紹介していくエッセイ集です。

カバー粘土造形:獣神サンダー・ライガー

*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。

目次

●PART1 果たして実況アナとはどんな仕事なのかー!?
プロレス実況という仕事
プロレス実況における大原則
放送席はリングまで異様に近い
プロレスと総合格闘技との実況の違い
実況アナの視点はどこにあるのか?
プロレス実況アナの持ち物
リングアナとの違い
実況アナは予習・復習する
ビデオテープが武器になる
何が起こるかわからない試合前のインタビュー
プロレス実況アナになるには

●PART2 それではプロレス実況の現場からお伝えします!
プロレス実況の歴史
各局のスタイルの違い
プロレス実況アナは襲われる
実況アナのスーツはコスチュームと同じ
全試合ひとりで実況する
プロレス音楽と実況の相乗効果
実況には2種類ある
ペットボトルには気をつけろ
ラリアートかラリアットかそれが問題だ
実況アナから見た馬場と猪木
新しい一人称実況と二人称実況
咄嗟に出た言葉には威力がある
実況で何より大切なのは声
アメリカンプロレスは実況スタイルも違う

●PART3 至近距離で見た! 闘う男たちのリアルな横顔
棚橋弘至 お好み焼きを前にした男同士の誓い
真壁刀義 べらんめえ調で語る同世代のアニキ
オカダ・カズチカ レインメーカーが生まれる前
内藤哲也 焦らず行けよ、行けばわかるさ
永田裕志 スーパーマンはここにいる
中西学 プロレスラーは食べるんです
獣神サンダー・ライガー リビングレジェンドから学んだこと
矢野通 新規ファン獲得の鍵を握るビジネスマン
邪道&外道 30年連れ添う兄弟の絆
田口隆祐 尻で語る男の美学
石井智宏 強くて頑丈な最強のメイドインジャパン
中邑真輔 退団会見の直前に交わした言葉
山本小鉄 伝説のキャデラックで過ごした時間

●PART4 プロレス実況を変えたのはこの男だ! 古舘伊知郎という革命児
古舘伊知郎に夢中になった小学生
古舘伊知郎のネーミング手法
古舘伊知郎と解説者
古舘伊知郎と猪木愛
古舘伊知郎の実況に影響を与えた人たち
古舘伊知郎の活躍した時代
古舘伊知郎の実況はいったい何が凄かったのか
もっとも忘れられない古舘伊知郎の実況
古舘伊知郎が襲われた事件
古舘伊知郎のインタビュー

●PART5 いまだに興奮冷めやらぬ心の名勝負はこれだ!
ラジオが実況に導いてくれた 永田裕志VS安田忠夫
デビュー戦の実況アナは歴史の証人である 内藤哲也vs岡田かずちか
伝説の名勝負を復刻させるエアー実況 アントニオ猪木vsカール・ゴッチ
3万5千人に届けた現場実況 川上アキラvsヒャダイン
ネット中継はコメントも含めた目いっぱいの実況で勝負! 天龍源一郎vsオカダ・カズチカ

対談:ミラノコレクションA.T.、獣神サンダー・ライガー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アスワンハイダム

4
テーマごとのショートコラムを中心に、対談なども面白くまとめられています。プロレスファンなら誰もがストレスなく読めると思いますが、全160ページで1600円+税。1ページ10円というのは、先日発売の贅を尽くした学研の図鑑『超人』級で、となるとこの本、いささか高いんじゃないですかね。2019/06/13

ナリボー

3
9/10 期待せず暇つぶし程度に読みはじめたら、面白くてあっという間に一気に読み終えた。ひとえに筆者のプロレス愛がなせるワザ、熱量がビンビン伝わってきて気持ちが良かった。こういう本をたくさん読みたいなあ。2019/09/05

siomin

2
プロレス実況を専門に担当するアナウンサーによるエッセイ。プロレスラーの本はあれど,プロレスアナウンサーをテーマにした書籍はこれだけかも。どのように中継されているのかがわかります。多くのスポーツ中継とは違い,プロレスはどの観客よりリングに近いところに陣取ることで,独特のスタイルを生み出しているのでしょうか。徹頭徹尾,プロレスへの愛が詰まっています。2020/04/06

Masaya Fujii

2
実況した試合のメモというのをもう少し覗いてみたい。2020/02/27

masa

2
お馴染みキヨアナの本。古舘論やラリアートorラリアット、腕十字or逆十字なんてなるほどと思いました。DOMMUNEの櫻井さんとのエア実況懐かしい。エンターテイメントって言い切れるのは局アナじゃなくてフリーアナの立場だからなのかも。あまり実況しないでトークするアメリカの中継スタイルを理想としているのが意外というか面白いです。2018/11/12

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