内容説明
97歳とは思えない美しいグレイヘア。爽やかな笑顔の著者に誰もが驚かされますが、これもきっと梅のおかげでしょう。本書は、梅干し名人と呼ばれる著者が、75年にわたり毎年梅干しをつくり続けたなかで見つけた梅干しづくりのコツと、人生で大事なことをまとめました。手をかければ、かけた分だけ愛おしくなるという梅干しには、体によいアルカリ性食品であることだけでなく、さまざまな効用があります。たとえばお醤油漬けの梅干しにお茶をそそいで飲むとメリメリと疲労回復、梅酢は風邪予防、下痢止め、咳止めに効果があるとのこと。また、梅ピクルスや「にぎやか梅酒」と名付けた美味しい梅酒のレシピも紹介。気難しいお姑さんとの関係も、人生の苦しくつらい経験も、梅干しづくりが楽しくて、毎年の梅仕事があったから乗り越えられたという著者。和洋中と一流の先生に10年、20年と通い料理研究家に。梅干し名人の人生勉強の成果がつまった1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
2018年出版。この人の梅仕事の本を読み漁り、その後この本へ。激動の日本を生きた一女性の自伝です。21歳で父親の決めた男性の元へ嫁ぎ、その後は婚家に捧げた彼女の人生は一見窮屈そう。けれども苦労が今の私を作った、といえる姿勢を尊敬します。梅酢に興味を持ってもらえなかった頃など、梅仕事のエピソードも面白いですが、ハチ公を撫でて登校したとか、武家のおじさんから自決の仕方を習ったといった子ども時代の思い出話が楽しかったです。今夜は93歳の方のパーティにお呼ばれ。やはり思い出話が楽しかった~♪2023/08/11
ぽけっとももんが
7
図書館新着本。いかにも甘い香りが漂ってきそうな梅と、上品な著書の表紙が目を惹く。梅を漬けるのは憧れだけれども、わたしは雑なのできっとだめにするだろうと諦めている。でもいつか挑戦してみたい。わたしの祖母も、赤じそをたっぷり入れた塩気の強い梅を漬けていたものだ。一日一つ梅干しを食べるといいとあるけれども、国産は高いからなぁ。2018/10/27
ジュリ
2
最初から料理研究家になろうと思っていたのではなく、料理教室に通っていたら料理研究家になってしまった著者。自分が興味あることをとことんやっていくと、進むべき道に進んでいくのだと思う。2020/09/12
てぃうり
1
むしゃくしゃする夜に偶然読んで癒された。私の梅干し師匠藤巻あつこさんの胸に響く一冊。2018/10/03
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