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内容説明
なんでも万能な兄へのコンプレックスから、自分の殻にこもりがちな中学生の翔。ある出来事をきっかけに、学校にも行けなくなってしまう。しかし、未知のスポーツ「セパタクロー」に出会い、血が沸騰するような興奮を覚える。そこから、自力で仲間を見つけ、はじめて兄に正面から挑んでいく──。不器用な少年が脱皮していく姿を、ほとばしる熱量と軽やかなユーモアで描く、第7回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katsubek
18
他の本の中で紹介されていた。セパタクローというスポーツのことは、よく理解できるようになる。もちろん、筋はあらくて、突っ込みどころは多々あるのだが、真っ直ぐさが心地よい。若い世代が直面する問題も、逃げずに描こうとしている。次の作品を読みたいと思える作家である。2019/08/10
みーさん
7
出来過ぎる兄や兄を誇らしく思っているだろう父や母の思惑から離れたくてバレー部に入るが壮絶ないじめが待っていた。それでも耐えていたが、ある時学校に行けなくなる。体を持て余して出かけた公園で翔はレンとセパタクローに出会う。2019/06/21
かたばみ
4
この本、おもしろい!ってか、セパタクローおもしろい!ルールが複雑じゃないのに、アクロバティックでカッコイイ! 主人公の翔(かける)がいい感じで(?)ひねくれてて兄の翼への強烈な劣等感が愛おしく感じてしまった。作者さん、デビュー作なんだ。続編が読みたいぞ。2019/07/07
飲も飲も
4
セパタクローというスポーツを題材にした話。2018/08/22
ちー22
3
セパタクローのことはあまりよくわからなかったけど、仲間がいるから僕はやる!っていうのがよかった!私も団体競技をやっているから、仲間っていうのは本当に大切にしていきたい。2019/09/02
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