内容説明
250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに贈る物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カメ吉
395
やっと読了。不思議なお話しでしたが面白かった。後半は段々と予想通りの展開になり最後はやっぱりな結末でしたが読後感もよかった。マセた小学生の女の子が『幸せ』ってテーマを探し求めて出会った3人の大人の女性たちに導かれて『幸せ』に辿り着く。その過程がこの作品の題名に結びつくのか。この作品は一気に読めなかったのが残念でした。続けて読めたらもっと楽しめたかも。 2018/07/30
青乃108号
389
これまで、これほど集中して一気に読んだ本はなかった、全く休憩も入れずにのめり込んだ。大変アニメーション的な小説。ある瞬間の描写が限りなくアニメーションのそれに近く、その瞬間の積み重ねで全てが成り立った様な。描写の表現方法が完全にアニメーションで。俺は別にアニメオタクではないけど、全文をその感覚で読んだ。全てが実は●●でした、ってオチは物語としてはやっちゃいけない事なんだけどなあ。その点だけが残念だけど面白く読んだ事は事実。人生に道はない。その通り。人生は道さえないまるで砂漠をあてなく歩いていくようなもの。2025/03/04
mae.dat
299
「人生とはまるで本棚みたいなものね」はい。「人生とはまるで◯◯の様なものね」が口癖の女の子小柳奈ノ花が、主人公の物語。『フォレスト・ガンプ』を思い起こさせますね。まぁ、全然関係ないのですけど。夢オチですから。でも「夢か、良かったー」チャンチャンって話ではなくてね。途中で、こう言う方向の話かな〜って読めるけど、思い起こすに、細かな伏線もあって良い感じです。奈ノ花ちゃんはちょっと我が強めでヒヤヒヤもします。良い子なんだけどね。最後は「薔薇の下で(秘密の意)」で締められますが、当然ポジティブに受け取りましたよ。2022/09/27
SJW
249
何故か涙腺が緩みっぱなしでした❗「人生とは~」が口癖のおませな小学生の女の子 奈ノ花。彼女は草むらで死にそうな黒猫を助け友達になり、一緒に散歩をしながら格好いいアバズレさん、手首に傷がある南さん、一人で住むお菓子作りが上手なおばあちゃんと知り合う。幸せとは何?と悩む奈ノ花が人を助けたり助けられたりしながら、成長していくストーリー。虐めで悩む子供達には、幸せを自分の手でつかむために是非読んでほしい。2019/04/12
ミュポトワ@猫mode
199
住野よる先生の小説はこれがまだ2冊目なので、よくわかりませんが、この先生の小説は最後にグッて絞ってきて、モヤモヤに似た余韻を残すのが多いのでしょうか?前に読んだ「君の膵臓を食べたい」もそんな余韻の残し方をしていたと思います。最後まで書くか、書かないかは作家先生の好みだけど、最後を読みたいような読みたくないような。でも、ここまで書くなら最後まで書いてほしい気もしますけどね。まぁその辺は完全に好みでしょうけど。でも、全体的に暗いお話ではありました。お別れっていうのはいくつになっても、何度でも辛いものですよ。2022/11/17
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