内容説明
それは、北の果てより現れた。
日本が転移してくる遥か昔、ラヴァーナル帝国という
光翼人たちの国が世界を支配していた。
不遜にも神に弓を引いた彼らは、神から天罰の隕石を落とされそうになり、
滅亡から逃れるために未来へと転移する。
光翼人たちによる恐怖の支配から解放された人類は、
ひとときの平和を謳歌していた。
しかし、突如グラメウス大陸から『魔王』なる存在が、
魔物と魔獣の軍勢を引き連れて現れた。
人類は種族の垣根を超えて結束し応戦するも、
ついにエルフの聖地・ロデニウス大陸の神森まで後退を余儀なくされる。
人類が神にすがったとき、現れたのは――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えぬ氏もわるよのぉ
2
本編とは別の作家による外伝。日本国の転移より遥か昔にも日本人がこの世界に来ていたらしいことは、本編でも断片的に語られているが、そのお話。文体を似せているので違和感はないが、本編の設定に合わせるためか、終わりのほうの展開がぎこちないというか、盛り上がりに欠けてフラストレーションの溜まる読後感だった。2020/04/02
さくらそう
2
ネット上の小説で読めなかった外伝。 日本と異世界との時間差が気になる。 2020/01/09
ぎゃぐれー
2
かつて異世界に召喚された帝国陸海軍の奮闘を描いた公式二次創作本。本編で明かされていない設定が明らかになるのはよかったが、ストーリー自体はほぼ帝国軍が魔王軍を追いかけているだけで単調。軍人達が妙に現代的な思想を持っているのも気になった。本編が好きでかつ気になる人になら。2018/09/02
天ノ邪鬼
1
異世界の人々自身で最後の決着をつけたのが良かった。クライマックスの勇者パーティーと魔王軍の激突では、本編に不足しているファンタジーとファンタジーの壮絶なぶつかり合いを見ることができる。一方で旧日本軍の派手な活躍を期待するとガッカリするかもしれない。とはいえ旧軍軍人たちの「行きて帰りし物語」として、異世界の人々が「次代へ紡ぐ物語」として、読了後には温かな余韻を感じられた。本編2巻のトーパ王国編とWeb版外伝の「忘れられた世界」を読み返したくなる。2019/11/02
hideki
0
日本国召喚の外伝ですが、図書館にないので中古を購入しました。Ⅱに比べるとまだ完成度が低く、どちらかというとみのろうさん自身が書く文体を踏襲しようとする雰囲気が感じられます。 でも、この外伝が無いと、本編の大切な部分が欠落するので、必須の一冊です。2024/12/10
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