内容説明
ポール・マッカートニーの了解と、家族や近しい友人らの協力を得て執筆された初のバイオグラフィー。ビートルズ時代から現在に至るまで、半世紀分のポピュラー音楽と文化を見事なまでに想起させる本書は、長らく誤解されてきた天才の人生を如実に描き出している。幻に終わった来日公演やヘザー・ミルズとの離婚騒動など、陰の面もためらうことなく描くファン必携の一冊。
ビートルズの解散から40年以上たった今でもその人気は衰えず、彼らの出身地であるリバプール市内では青色のミニバスが観光客を乗せてビートルズ所縁の地を巡っている。4人組の中でもハンサムで甘い歌声が人気であったポール・マッカートニー。ビートルズはもちろん、ポールの人生や歌をより深く知るのに、恰好の一冊となるはずだ。
20世紀のポップ・ミュージックの巨人、ポール・マッカートニーが初めて認めたバイオグラフィー。新たな真実も含まれ、全83万字超・700ページ超(32ページの口絵も収録)の究極の一冊。
※本書は2017年2月25日に配信を開始した単行本「PAUL McCARTNEY THE LIFE ポール・マッカートニー ザ・ライフ」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
16
洋楽に興味を持ち始めた頃にはビートルズは解散していたが、赤盤、青盤は擦り切れる程聴いた。『イエスタディ』は中学の教科書に載った。20世紀を代表するロックバンドの作詞作曲者の影響力は絶大。その一人が熱烈なビートルズ・ファンのスティーブ・ジョブス。ビートルズの収入を管理する会社としてポールが命名したアップル・コア社より、社名と製品名を拝借。一方で、ドラッグにまつわるトラブルは枚挙に暇がなく、加齢で自制がかかるまでは悪びれた様子がない。離婚や再婚に伴うトラブルも赤裸々に描かれている。これは、見習わぬほうが良い。2020/11/09
まさ☆( ^ω^ )♬
7
非常に面白かったのですが、欲を言えばビートルズ時代の話は大体知っている事ばかりだったのでもうちょい少なめで、ウイングスとソロ活動時代の話がもっと充実してたら良かったと思いました。大きな成功以上にトラブルの絶えない人生だったのだなあという印象。この10数年でようやく平穏な生活が得られたのでしょうか。相変わらず精力的に行われるライブ活動にワクワクします。まだまだポールの新作を聞きたいです。2022/06/27
Masayuki Sugimoto
4
分厚〜い一冊でした。「ポールが初めて認めたバイオグラフィー」との帯に惹かれて購入。これまで読んだビートルズ本と決定的に異なるのが、解散後のソロ活動や再婚などのプレイベートな部分もふんだんに描かれていること。耳障りのいいことだけじゃない、今まで語られなかったポールの姿はとても興味深かった。2017/07/03
おちあい@ami
3
2段組691ページの大著、中身も濃く、1ページずつじっくり読みました。 普通、公式自伝は対象者へのインタヴューを中心に著されるものだと思いますが、ポール本人へのインタヴューなしにこれだけ詳細な半生を描いていることに感服。そのおかげで、ポール自身に都合の悪いことも含めて中立的な立場で描いており、ポール自身を初めて知ることが出来た気がします。 今までオノヨーコとは正反対のキャラだと思っていたリンダが、ライブへの参加、社会運動へのアジテーションなど、同じようなことを後追いで行っていたのは、意外でした。2017/10/05
DataLame
1
ビートルズ解散までの話は大昔読んだビートルズ本に書いてあったこと特に変わらない。興味深かったのはポールと知り合う前のフォトグラファーであるリンダのお話。 スーパーリッチって、、、って2019/02/28
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